バッテリーが原因で世界各地で爆発事故を起こしたGalaxy Note 7から一転、発売から50日が過ぎた今も、幸いにもGALAXY S8が突然煙を上げて燃えだした、という報告は聞こえてきません。

発売から50日後時点では問題なし

Galaxy Note 7での事故が起きた後、Samsungは新たなセキュリティと品質の保証に向け、製品の開発プロセスをしっかりと見直し、再発防止に努めています。
 
その甲斐あってか、Galaxy S8が4月21日に発売されてから、理由もなくバッテリーが爆発したという事故は今のところ聞こえてきません。韓国メディアThe Korea Heraldに業界筋が語った話でも、そういった事件は大きく問題になっていないようです。

バッテリーに厳格なテストを適用

Galaxy Note 7でバッテリーが爆発した直接的な原因は、バッテリー周辺の絶縁シートや絶縁テープが破損したことによるものだと公式に結論付けられていますが、その一方で筐体に容量の大きいバッテリーを無理に詰め込んだことも一因ではないか、とする見方も持ち上がっていました。
 
同じ轍を踏まないように、とSamsungが考えている様子は、Note 7のバッテリー容量が3,500mAhだったのに対し、S8が3,000mAh、S8 Plusが3,500mAhと前モデルから「同程度」あるいは「控えめ」の容量に留まっていることからも分かります。
 
さらに、バッテリーの品質検定においては、4つの機関で、持続テスト、目視、X線検査など8つの異なるテストを行なうという、厳格なプロセスを踏んでいます。もちろん、こういったチェックの対象となるのは、Galaxy SやNoteシリーズのみならず、同社ブランドのすべての端末です。
 

 
ただし、Galaxy Note 7の場合は、ベータテスト期間内を含めリリース当初からバッテリーの爆発事故が大規模に指摘されていたわけではなく、問題が表面化してから加速度的に発火報告が増えだし、一気にリコールにまで至った、という印象です。そのため、今のところS8で問題が見られないことは、同問題が今後も存在しないことを意味するとは言えません。
 
また、Galaxyに限ったことではなく、iPhoneなどにも搭載されているリチウムイオン電池は強い圧力を受けると、膨張し爆発する特性を一般的に持っているため、取り扱いには注意が必要です。
 
 
Source:The Korea Herald
(kihachi)