ネパール・カトマンズの夜景(2017年1月19日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】慢性的な電力不足が問題となっているネパールは、国内最大となる水力発電所の建設計画を中国企業と合意したと発表した。

 ネパールのジャナルダン・シャルマ(Janardan Sharma)エネルギー相は4日、中国国有のインフラ建設大手、中国葛洲ダムグループ会社(CGGC)と、発電量1200メガワットの水力発電所の建設計画について合意に至った。事業費は概算で25億ドル(約2750億円)になるという。

 水源が豊富なネパールには、同国をエネルギー大国と変えることも可能な山地河川系もあるが、これまでは電力のほとんどを隣国インドから輸入している。専門家らはネパールの水系により8万3000メガワットの発電が可能としているが、現在の設備の発電量はその2%以下だという。

 ネパール政府は現在、中国の支援で発電量750メガワットの発電所も建設中だ。さらに、インドが支援するそれぞれ10億ドル(約1100億円)超規模の電力関連の2つの大型建設計画が、数年の遅れがあったものの、今年中に開始される予定となっている。
【翻訳編集】AFPBB News