クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で「宝石みたいな七色のとうもろこしで、純国産のポップコーンを作りたい!」というプロジェクトが始動。ネット上でも「なんだこれは! こんな面白いトウモロコシがあるのか!」と話題になっている。

出典画像:「宝石みたいな七色のとうもろこしで、純国産のポップコーンを作りたい!」CAMPFIREより

 

アツい思いで誕生したポップコーンプロジェクト

このプロジェクトを立ち上げたのは、オリジナルお菓子の企画制作など、お菓子に特化したOEM事業(他社ブランドの製品を製造すること)を行っているESSPRIDE(エスプライド)。同社はOEMがほとんどの場合で価格勝負になってしまい、ものづくりの背景に触れられることがないことを危惧し、今回のポップコーンプロジェクトを始動させた。

 

このポップコーンに使われるのは「七彩(ナナイロ)とうもろこし」という品種。綺麗すぎる発色だが遺伝子操作などは行っておらず、“スーパーオーガニック”と“純国産”にこだわって宮崎県で製造されるそうだ。

 

このプロジェクトがネットで拡散されると「七色のとうもろこし可愛いっ! 素敵!」「奇跡のトウモロコシだな」「オルフェンズのエンディングに出てきたトウモロコシみたい」と、興味を持った人の声が続出している。

 

今回のクラウドファンディングでは、「七彩とうもろこしポップコーン1箱」と「特製てぬぐい」などがもらえる3000円コースから、「七彩とうもろこしポップコーン1箱+特製手ぬぐい+ポップコーンマシーン1台(定価18万円)」の12万円のコースまでが用意されており、6月14日現在、10人のパトロンから7万3000円の支援が集まっている。ちなみに、とうもろこし自体はとてもインパクトのある見た目なのだが、ポップコーンにするといたって普通な見た目になってしまうそうだ。

 

珍しい“新顔野菜”が増えている?

七彩とうもろこしのように、スーパーやレストランで珍しい野菜を見かける機会も増えてきた現在。複数の野菜を掛け合わせて栄養素のいいとこ取りをした“新顔野菜”が増えているのだという。

 

ブロッコリーとケールを掛け合わせた野菜は「アレッタ」と呼ばれ、ビタミンKやカロテンなどの栄養素が多く含まれているとのこと。また、ブロッコリーとカリフラワーを掛け合わせたといわれている野菜は「ロマネスコ」と呼ばれ、味はブロッコリーで食感はカリフラワーなのだとか。

 

ほかにも、ブロッコリーとカイラン(中国野菜)を掛け合わせた「スティックセニョール」、別名“葉リンゴ”と呼ばれる「グラパラリーフ」、ヨーロッパ原産といわれる「パースニップ」など、新顔野菜には少しカッコいい名前のものが多い。

 

今後はさらに、こういった珍しい野菜が増えてくるかもしれない。クラウドファンディングはもちろん、スーパーや量販店などにどんな野菜が並んでいるのか、一度チェックしてみてるのも悪くないだろう。