iPhone向けにカメラの部品を提供しているLargan Precision(大立光電)社は、2017年の後半に3Dセンサーの出荷を始めることを公表しました。

このセンサーはiPhone 8のFaceTime(前面)カメラと連携すると噂されていますが、どんな使い方が考えられるのでしょうか。

iPhone 8の3Dセンサーの考えられる用途

1. 生体認証

これまでのFaceTimeカメラでも顔によって認証を行うことは可能ですが、顔写真でも突破できてしまう恐れがあります。

そこに3Dセンサーを加えれば、被写体の形・位置・奥行きも認識できるようになるので、顔認証の突破は難しくなり、精度も上がります。

iPhone 8ではTouch IDセンサーが廃止されるという噂もあり、その代わりとして3Dセンサーも用いた顔認証が採用される可能性があります。
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2. ARアプリ

「AR」は拡張現実の略で、カメラを通して見る光景にアプリを連動させる技術を指す言葉です。

たとえば『SNOW』のように顔を識別してエフェクトをかけるアプリでは、3Dセンサーによって顔の位置・形を正確に測れるようになるので、エフェクトをより正確にかけることができるようになるでしょう。

AppleはARアプリの開発を加速させる開発者向けツール『ARKit』を公開したことからも、ARアプリの精度をさらに高める技術を求めていると考えられます。
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3. 3D写真

FaceTimeカメラで撮った顔写真に3Dセンサーで読み取ったデータを当てはめることで、立体感のある写真も撮れると考えられます。

Live Photosの新たな機能として提供されるかもしれません。

参考

Apple Camera Lens Supplier Confirms 3D Sensing Module Shipments Coming in 2017, Likely for iPhone 8 - Mac Rumors