13日、紅星新聞によると、ロシアのバイカル湖に中国人観光客が多数押し寄せている。写真はバイカル湖。

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2017年6月13日、紅星新聞によると、ロシアのバイカル湖に中国人観光客が多数押し寄せている。これに大きな影響を与えたのが、中国人歌手・李健(リー・ジエン)のヒット曲「貝加爾湖畔(バイカル湖)」だ。

ロシア観光当局のまとめによると、バイカル湖地区を訪れた中国人観光客の数は過去1年で158%増えた。冬場はホテルがいっぱいの状態で、現地ガイドは「多くの中国人はこの歌を聞いてからここに来ることを決めた。ほぼ全員と言っていいほど彼らのスマートフォンからは『貝加爾湖畔』が流れて来る」とコメント。ある旅行会社の関係者は「中国人観光客の中心は中高年から成る団体ツアー客だが、若者が個人旅行で訪れることもある」と話している。

こうした中、現地で危険視されているのが冬場に凍った湖面を歩く中国人観光客の姿だ。湖最大のオリホン島は中国人観光客が必ず訪れる島。夏は船で島に渡るが、冬場に用意される乗り物では大勢でやって来る中国人観光客に対応しきれていない。「寒さの中で次の便を待つよりは…」とスーツケースを引いて歩き出すその姿に、ある救助隊の責任者は「氷は57センチほどの厚さ。危険性は高くないとは言え、危険がないわけではない」と指摘する。このような中国人観光客は通訳を連れておらず、救助隊からの注意も理解できない状況という。(翻訳・編集/野谷)