13日、環球時報は、中国の投資家がこぞってフランス・ボルドーのブドウ園を購入する理由について論じた英紙デーリー・メールの11日付文章を紹介した。資料写真。

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2017年6月11日、英紙デイリー・メールが、中国の投資家がこぞってフランス・ボルドーのブドウ園を購入する理由について論じ、13日付の環球時報が報じた。

記事によると、中国の中間層が急速に拡大したことで、2014年に中国がフランスに変わって世界最大の赤ワイン消費国になった。ワインの輸入量は上昇を続けており、昨年は6億4200万本、20億米ドル(約2200億円)相当が輸入され、その40%がフランスからだという。記事は、「中国人のワインに対する渇望は、フランスに想定外の影響を与えている」と指摘。昨年ボルドーにおける売買額トップ5のブドウ園のうち3カ所が中国人によって購入されたのだという。

業界関係者によると、中国人は趣味のためではなく商業資産としてブドウ園を購入するとのことで、主な購入者はホテルチェーン企業や酒類関係の会社だという。また、価格が高級ワインの生産地・メドック地区にあるブドウ園の50分の1程度という、一般的なワイン生産地域のブドウ園を購入するケースが多いようだ。

その理由について、業界関係者は「中国の消費者はワイン価格の相場を知らないので、中国人投資家は他のどの市場よりも高い値段で高級でない産地のワインを売ることができ、簡単に投資コストを回収することができる」と解説。中国人投資家のこのような動きにより、ボルドーの一般的な産地のワイン価格は今後上昇し続けると予測されているそうだ。(翻訳・編集/川尻)