夏ひや、冬ポカおしぼり自宅でも。従来比2倍/3倍の急速冷温対応、おしぼり用冷温庫 REION 発売。大13万円、小7万円
暑い日差しから逃げるように昭和な雰囲気の喫茶店の扉を開け、アイスコーヒーの注文とともに冷え冷えのおしぼりで顔をぬぐう。ひんやり♪ そりゃもう極楽ですよね。そんな日本のおしぼり文化を支える冷温庫に、新開発の新製品が登場します。

おしぼりを飲食店などにレンタルするFSXは、おしぼり用の冷温庫「REION」(レイオン)を7月にも発売。FSXがハードウェアを手がけるのは初めて。価格はLサイズが13万円、Sサイズが7万円(いずれも税別)。業務用途ですが、小売販売も行う予定です。

おしぼりと言えば、海外からのお客に面白がられる日本的な文化の1つ。国内では飲食店などを中心に浸透しており、あまりにも日常的なものになっています。

しかし、寒い時には温かいものを、暑いときには冷たいものをといったように、時節や気温などに合わせて提供されるそれは、おもてなしの心を強く感じるものだったりします。



一般的なおしぼり用の冷温庫は、ヒーターと冷却装置を内部に搭載し、熱が伝わりやすいアルミなどの庫内を温冷調整します。

FSXによれば、外側から温度を制御する構造上、保温状態が続けばおしぼりが焦げ付くことがあり、反対に冷却時は庫内の結露でヒーターが壊れてしまう場合もあるそうです。また、内部のヒーターが部分故障しても、交換修理が困難な場合もあるとのこと。



REIONは、おしぼり用冷温庫の構造自体を見直し、庫内に温冷空気を循環させることで急冷却と急加温を実現。筐体の奥壁面にファンを搭載し、そこに冷却ユニットと加温ユニットも備えており、FSXでは、これを「エア・サーキュレーションテクノロジー」と名付け、特許を得ています。



冷温性能は、FSXが従来取り扱っていた製品と比較すると、従来の3倍以上にあたる6時間早く加温できるとしています。冷温も従来よりも2時間半早く既定温度に達するそうで、省エネ効率も従来品との差が約40%と高いものになっています。

最大消費電力は、Lサイズ冷温で125W、加温で140W、Sサイズ冷温で63W、加温で70W。企画開発デザイン組み立てまで日本製であるとし、故障修理対応しやすいとしています。



外観はシンプルそのもの。なんの変哲もない箱と言ってしまえばその通りですが、製品用途を考えれば、主張の強さよりも溶け込むデザインが好まれるプロダクトと言えそうです。

大きさはLサイズが45 x 38.2 x 37.3 cmで、Sサイズが22.5 x 38.2 x 37.3cm。庫内の容量はLサイズが18L(おしぼり約66本)、Sサイズが8L(おしぼり約30本)。



カラーはホワイトとブラックの2色展開で、Lサイズが7月発売、Sサイズが今秋発売。

FSXによると、飲食店やホテル、美容業界での利用だけでなく、グーグルやグリーといったIT企業などでも導入事例があるとのこと。小売りが拡大すれば、個人事業主などにも利用が拡大するかもしれません。




ちなみに、FSXは藤波タオルサービスとして1967年に創業した老舗で、2016年にFujinami Service Xpressの頭をとってFSXに社名を変更。現在、抗ウイルス、抗菌などをうたうレンタルおしぼりを展開しています。おじさんの癒やしスポット、銀座ルノアールのおしぼりもFSXだそうです。

【ギャラリー】Hot & cold wet towel server REION (18枚)