ハリルJ痛恨のミスをシンガポールメディア断罪 「ヨシダが関与した守備の混乱で勝利奪われた」

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吉田と川島が正面衝突で同点弾献上、長友がクリアしようとするも力及ばず

 ハリルジャパンの守備の要コンビが犯した痛恨の連係ミスは、アジアメディアでも酷評されている。

 日本代表は13日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選イラク戦後半27分にDF吉田麻也(サウサンプトン)とGK川島永嗣(メス)がショッキングな正面衝突で同点弾を献上した。英メディアに続き、シンガポールメディアも「ヨシダが関与した守備の混乱で勝利を奪われた」と断罪している。

 日本は前半8分、FW大迫勇也(ケルン)のヘディングシュートで先制したものの、灼熱やピッチコンディションなどに苦しみ、ペースをつかみきれない。すると後半27分に目を覆うような瞬間が訪れた。

 イラクのMFアブドゥルザフラがペナルティーエリア内へとドリブルで持ち込むと、DF昌子源(鹿島アントラーズ)が倒れこみながら対応したが、ボールは前にこぼれる。ここで体を入れた吉田だが、安全策のクリアを選択しなかった。両手を広げながら相手をブロック。川島のキャッチを促そうとしたが、一瞬の隙が生まれた。

 FWアブドゥルラヒームの背後からのプレッシャーを受けると、川島と吉田が正面衝突の失態となった。こぼれ球に反応したMFカミルが左足で強烈なシュート。DF長友佑都(インテル)は必死にクリアしようとしたが力及ばず、衝撃的なボーンヘッドにピッチを叩きながら絶叫した。

「盾になろうとしたが…」と吉田を一刀両断

 シンガポール紙「ニューペーパー」では「73分にマヤ・ヨシダが関与した守備の混乱でサムライブルーは勝利を奪われてしまった。サウサンプトンのセンタバックは、エイジ・カワシマへのパスに対して盾になろうとしたが、カミルがそれに付け込み1-1にした」と一刀両断している。

 英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」でも「マヤ・ヨシダの関与したディフェンス面での致命的な混乱により、日本は火曜日に行われたイラクとのW杯予選で1-1のドローとなった」「とんでもない守備的なプレー」と断罪されていた。

 サウジアラビア、オーストラリアとの勝ち点差を3に開く千載一遇のチャンスを自らの凡ミスで台無しにした吉田は、試合後に「自分たちの手で自分たちの首を締めてしまった」と敗戦を悔いたが、海外メディアは吉田をまるで戦犯のように扱っている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images