米国のハイテク企業が中国の同業者をまねるようになっている。資料写真。

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2017年6月13日、星島環球網は「中国のパクリを笑っていた米国人はこんな日が来ると思っていただろうか」と題した記事で、ベンチャー投資会社アンドリーセン・ホロウィッツのパートナーである陳梅陵(チェン・メイリン)氏が「今では米国のハイテク企業が中国の同業者をまねるようになった」と話したと伝えた。

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、陳氏は「長年にわたって、中国企業は欧米の同業企業から『盗作者』、『パクリ』と呼ばれてきたが、近年は米国の企業がそうなっている」とし、中国の騰訊(テンセント)などのインターネット大手企業が米国の先行企業や大手企業に影響を与えるようになり、中国のビジネスモデルが米国にコピーされる逆転現象が起きている。

中国のモバイル決済やシェアリングエコノミーをまねたサービスが米国でも展開されるようになっている。陳氏はこうした逆転現象について楽観的に見ているといい、「これからは『模倣』は中国企業が米国企業をまねるだけでなく、米国企業が中国企業をまねることも指すようになるからだ」と話した。

近年は中国の新たな産業やビジネスモードを視察する米国の企業経営層が増えており、中国のハイテク企業の動向は海外から注目されるようになっている。投資会社・経緯中国の徐伝陞(シュー・チュアンション)氏は、多大な消費を生み出し、消費のあり方を変えるようなモバイル決済のイノベーションを数年内にいくつも目にするだろうと話している。(翻訳・編集/岡田)