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「ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao」はこのほど、「梅雨時期の身体や精神面の不調に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は3月10日〜13日、首都圏在住の20〜50代の男女892人を対象にインターネットで実施したもの。

同調査では、梅雨時期に身体面や精神面で不調を感じることを『梅雨だる』と定義している。

「梅雨だる」を経験したことがあるか尋ねたところ、59.0%が「よく感じる」「時々感じる」と回答した。

具体的な「梅雨だる」の症状を尋ねると、「だるい」(54.1%)、「身体が重い」(31.1%)、「疲労感がある」(28.3%)などの身体的な不調が多かった。さらに「憂うつな気分になる」(27.3%)、「やる気がしない」(22.0%)、「いらいらする」(9.6%)などの精神的な不調も感じている人もいた。

1年で最も天候によるストレスを感じやすい季節を聞くと、37.4%が「梅雨(6〜7月)」と回答した。次いで「春(3〜5月)」(26.5%)、「冬(12〜2月)」(21.6%)となっている。

梅雨時期のリフレッシュ方法の有無について尋ねると、79.2%が「リフレッシュ方法はない」と答えた。約8割は特に対策をしておらず、だるさがなかなか解消できていないことがわかった。

健康科学アドバイザーの福田千晶先生によると、梅雨時期は低気圧の日が続くため自律神経が乱れやすく、身体がだるくなりがちであるという。さらに気温の急激な変化や高い湿度、日照不足などの複数の天候ストレスや仕事のストレスも加わり、普段よりも自律神経の働きが乱れやすくなるとのこと。

また、夏至に向けて明るい時間が長くなることで仕事帰りに出かける機会が増えるほか、祝日のない期間が6月から7月の梅雨明け頃まで1カ月以上続くため、疲労がたまりやすくなるという。夏の服装に変わる時期だが、肌寒い日に薄着になって身体が冷えたり、冷房で冷えたりすることもあり、不調を加速する可能性もあるとのこと。

福田先生は、「梅雨だる」を解消するための"暮らし替え"を5つ提案している。1つ目は、「朝時間への切り替え」。気象の変化に合わせて、朝時間のリズムを切り替えるとよいという。普段より10〜15分早めに起きて、アップテンポの音楽をかけたり、好きなテレビ番組を見たりなどして、交感神経のスイッチを入れることをすすめている。

2つ目は「ぬるめの炭酸入浴」。炭酸ガス入りの入浴剤を入れた38〜40℃のお湯に10〜20分程度、ゆっくりつかると、炭酸ガスが末梢の血管を拡張して血流がよくなり、だるさや疲れなどの症状が和らぐという。身体が温まると副交感神経が優位になり、リラックスするため、憂うつな気分などの解消も期待できるとのこと。

3つ目は「就寝前に目もとを温める」こと。就寝前に目もとを温めると、リラックスして副交感神経が優位になり、質の高い睡眠が得やすくなるという。温めの温度は心地よさを感じやすい約40℃が適しているという。

4つ目は「カラーでリフレッシュ」。梅雨時期は外出の機会が減り、自宅にいる時間が長くなるため、室内の

小物の色を変えることもおすすめとのこと。一般的に赤やオレンジなどの明るく強さのある色は、交感神経を刺激して元気を与え、ブルーや黒は、副交感神経を刺激して気持ちをしずめてくれる効果があるという。

5つ目は「外出時のもちものの工夫」。梅雨時期は、折りたたみ傘などの梅雨対策グッズが増え、普段よりも荷物が増えがちになるとのこと。重いバッグを抱えて傘をさすと、肩や腕への負担はいつもより増えるため、財布や化粧ポーチなどバッグの中身を見直すことも大切だという。