13日、大邱(テグ)のある小学校教師が、バスで校外学習に向かう途中に腹痛を訴えた児童に対してビニール袋で用を足すように指示し、その後、高速道路のパーキングエリアに置き去りにしていたことが明らかになった。資料写真。

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2017年6月13日、韓国の小学教師が、バスで校外学習に向かう途中に腹痛を訴えた児童に対してビニール袋で用を足すように指示し、その後、高速道路のパーキングエリアに置き去りにしていたことが明らかになった。韓国・ノーカットニュースが伝えた。

先月10日、大邱(テグ)市の小学校に通う6年生のAさんは、校外学習のためバスで天安(チョナン)に向かう途中、腹痛に見舞われてしまった。痛みにこらえ切れずやむなく担任のB教諭(54)に相談すると、「これに用を足しなさい」とビニール袋を渡されたという。クラスの友人らが乗るバスの隅で用を足さざるを得なかったAさんは、あまりの恥ずかしさに顔を上げることができなかった。ちなみに韓国には、日本のようにトイレを備えたバスはほとんどない。

その後B教諭は、Aさんをそのまま校外学習に参加させるのは困難と判断、保護者との電話相談の末、近くのパーキングエリアにAさんを降ろすことにした。この際、引率の教師は他にもいたが、B教諭は誰にも連絡をしなかったとされている。1時間後、大邱から70キロ以上離れたパーキングエリアに到着したAさんの母親は、一人ぽつんと取り残されたわが子の姿に仰天した。担任のB教諭も一緒にいるものと思い込んでいたためだ。

激怒したAさんの母親はすぐさま学校に抗議、大邱市教育庁はB教諭を懲戒委員会にかけることを決めた。また大邱寿城(スソン)警察署は、B教諭を児童虐待容疑でB教諭を取り調べていることを明らかにした。一方のB教諭は、「パーキングエリアを去った後も携帯電話で連絡を取るなど児童の面倒を見た」と主張しているという。

この騒動に韓国のネットユーザーからは7000件近くのコメントが寄せられているが、特に子どもを持つ30〜40代の女性からの声が多いようだ。

中でも目立つのは「Aさんは一生癒えない傷を受けただろう」「これからどうやって学校に通うのかな」と児童を心配する声や、「友達が一緒のバス内でビニール袋に用を足させるなんてあり得ない。もっと幼い子どもでもトラウマになりそうなのに。怒りを覚える」「教師失格。教師の資格を剥奪すべき」などB教諭への批判の声だ。

一方で、保護者の了承を得てパーキングエリアに降ろしていたことについて、「保護者も知ってたことなのになぜ問題にしたの?」「これで抗議する保護者もおかしい」と訴えるコメントもあった。(翻訳・編集/松村)