フランス・カンヌで開催された映像コンテンツの見本市に出席した女性たち(2012年10月8日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランスでは10代の少女の約5人に1人が痩せすぎとする調査結果が13日、発表された。同国では肥満の増加も問題となっており、公衆衛生当局にとって新たな悩みの種となりそうだ。

 公衆衛生当局の2015年の調査によると、11〜14歳の少女の19.6%が痩せすぎの状態で、10年前の5倍となった。6〜17歳の男女でも13%に上り、10年前の8%から増加している。

 若年層に痩せすぎの人たちが増えている背景として考えられるのは、モデルのような体形を強調するファッショントレンドだ。そのうちの一つが「A4ウエストチャレンジ」と呼ばれるもので、少女たちは縦向きにしたA4サイズの紙を自分の腰の前に持ちながら自撮りし、写真をインターネットに投稿してウエストの細さを競っている。

 しかし、公衆衛生当局のブノワ・サラナーブ(Benoit Salanave)研究員は痩せすぎの原因について、早急に結論を出さないよう警告している。

 サラナーブ氏は「原因は解明できていない。もっと深く見ていく必要がある」と述べ、たいていの場合、少女たちはただ痩せているだけだと指摘した。「これは病気でもなければ拒食症でもない」

 ただサラナーブ氏は、フランス当局は他の国々と同様に肥満対策に主眼が置かれる中で、痩せすぎの問題にも真剣に取り組むべきだと認めている。
【翻訳編集】AFPBB News