ドロドロのダブル不倫を描いたドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系)。波瑠さん演じる主人公・美都(みつ)の旦那、涼太役を演じる東出昌大さんが怖すぎる……! と話題を呼んでいますよね。物語も終盤に近づいていますが、登場人物の狂気がますます全面化しており、目が離せません!


今回は、妻のことを愛しすぎるが故にゆがんだ愛情を押し付けてしまう涼太から、ストーカー化しやすい彼氏の見極めポイントを学びましょう。

1.彼女に「お母さん」を投影する男性


涼太の美都への愛は、愛と言うよりもむしろ執着のように感じます。その背景にあるのが、涼太の母親への強い愛。涼太が美都を好きになったきっかけは、「お天道様は見てる」と言ったから。じつはこれ、涼太の母親の口グセだったのです。

ちょっとダメな母親に美都を投影することによって、相手がどんなにダメなことをしても許し、受け入れる。この態度こそが自分の「愛情」なんだと、涼太は勝手に思い込んでいる節があるのです。

たとえば、
・「俺のママに性格が似てるから、君を好きになった」
・「うちの母親が好きそうなファッションをしてほしい」
・「髪形が母親に似ていて好き」
・「お母さんが作ってくれた同じ味の料理を作って欲しい」……。

こんな風に、彼女に「母親」を重ね、その部分を愛そうとする男性には注意しましょう。あなた自身のことが好きなのではなく、“母の代理物”としてあなたに執着している可能性があるからです。

2.正しく叱ってくれない男性



これに関連して、涼太は美都が不倫をしている事実を知っていながら、一向に「注意」をしたり「叱る」という行為をしません。そして表面的には「大丈夫、愛しているから許すよ」という態度を取り続けます。相手が悪いことをした場合、怒鳴り散らして怒る必要はありませんが、正しく叱ることは2人の関係を大切にすればこそ、重要なのです。

一方が苦痛に耐え続けるような関係性は絶対に破局につながります。あなたのことを思うからこそ、正しく叱り諭してくれる男性を選ぶべきでしょう。

3.自分の都合のよい方に解釈し対話ができない男性


こんな風に「正しく叱れない男性」は、一見彼女の悪い部分を受容し許してくれる心優しい男性のようにも見えます。実際に寛大で優しい男性もいるかもしれませんが、なかには悪い現実に目をふさぐことでやり過ごそうとする男性がいることも事実です。

涼太は「別れよう」と離婚届を差し出す美都に対して、しっかりと向き合い話し合おうとしません。“涼犬”や“涼天”などとわざと名前を書き損じ、離婚届の提出を阻止しようとするのです。これは自分勝手な延命措置でしかありません。

つまり、涼太は「自分の都合の悪い事実は、都合よく解釈し、正面から向き合わない」という弱い男性でもあります。その結果、2人の間に問題が生じたとしてもしっかりと対話ができないのです。

こういったパターンの男性は、最悪の場合別れた後も「まだ俺のことが好きなはず」「俺がいないと彼女が危ない」などとストーカーになることも考えられます。

4.2番であることを積極的に受け入れる男性



以上のような傾向を持つ男性は、涼太のように自分が彼女にとっての「2番手」であることを受け入れようとします。

「浮気してもいいよ、だって僕は一番愛しているから」
「何があっても、僕が君を嫌いになることはないよ」
「2番でも、一緒にいられればそれでいいんだ」

これは一見従順で、無償の愛のようにも思えます。しかし、それは「彼女が一番愛している人を選ぶ」という選択肢を阻止しているという点で、利己的でもあります。彼女を大切にしているのなら、彼女の一番愛する人と幸せになって欲しい、と願うべきではないでしょうか?

あるいは、「俺が一番になる」と彼女が嫌がらない範囲で努力できるはずです。

そして彼が2番であることに耐えられなくなったとき、涼太のように爆発するかもしれない……そんな地雷を常に抱えていることになるのです。それでも、その人と一緒にるべきか、冷静に考えてみて欲しいのです。

彼氏を「涼太」のようにさせないためには?



もちろん、男性側だけに原因があるわけではありません。美都も自覚しているように、「涼太をあんな風にさせた原因」のひとつは美都自身でもあります。

・この人は私の言うことを聞くはずだから、多少傷つけても大丈夫
・2番手で良いというんだから、我慢して欲しい
・興味がなくなったら別れればいいや
・無難な選択肢として、一応この人と一緒にいよう

こんな邪心をもって男性と付き合っていませんか? つまり、なにかの目的のために相手を利用する、という付き合い方をしていないか? これが大切なポイントです。従順で心優しい人ほど、裏切られたときに態度が激変することもあります。

彼氏を涼太のようにさせないためにも、まずは自分が冷静に相手を見極め、心から大切にできる相手と同じ時間を過ごす必要があるのです。
(ヤマグチユキコ)