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損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険は13日、全社員3200名を対象にした健康応援施策「クアオルト(Kurort)」を実施すると発表した。自然の中でウォーキングや食事を楽しみ、また地元民と交流することで心身の健康を増進させる取り組み。将来的には様々な自治体と提携して、顧客や法人の取引先などにも提供していきたいという。

○第2の創業、テーマは健康

クアオルトは、ドイツ語で「健康保養地・療養地」の意味。ひまわり生命では山形県上山市と提携して、1泊2日のクアオルト体験を、まずは全社員を対象に行う。取り組みの意義について、同社 人財開発部長の下川亮子氏は「国の社会保障制度が見直される。これにともない、生命保険会社もその役割を変化させる必要がある。それは、何かあったときの保険を提供するだけでなく、皆さんの健康を長い間見守るということ」と説明する。

ひまわり生命では、2020年度までの中期経営戦略において「健康応援企業を目指す」と宣言している。具体的には、健康をテーマに健康維持・増進のための多様なサービスを行っていく方針。これを"第2の創業"と位置付けるなど、その展開に並々ならぬ意欲を見せている。ところで健康をテーマにした商材を取り扱うには、まず社員自らが健康について高い意識を持ち、広い知見を得ていなければいけない。そうした考えから、社員の健康を増進させる数々の施策を予定している。今回のクアオルトの実施は、健康増進の取り組みの第2弾に当たるとのことだ。

クアオルトを成功させるためには、自治体の協力が必須だった。そこでドイツ・ドナウエッシンゲン市と友好都市盟約を締結しており、クアオルトを通じて町の活性化に取り組んでいる山形県上山市に協力をあおいだ。ミュンヘン大学が認定したクアオルトに適した約20コースを有しているなど、同市には理想の環境が揃っていたようだ。上山市 クアオルト推進室室長の佐々木慶氏は「上山市では、心も身体も元気になれる町を目指している。ひまわり生命の社員の方々の幸せづくりも、地域をあげて取り組んでいければ」と抱負を語る。

下川氏によれば、まずは今年度を目処に全社員を対象に実施。その後は代理店、顧客、法人の取引先などにも対象を拡大していきたいという。同氏は「全社員を対象にしているのは、リアルに体験して語る、ということを重視しているため。実際にクアオルトに参加した社員は、上山市に行ったら健康のことばかりを話し、また帰ってきても積極的に健康について話している。意識改革ができている」と手応えを語っていた。