13日、中国のポータルサイト・今日頭条が日本の農業は過保護だとする記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

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2017年6月13日、中国のポータルサイト・今日頭条が日本の農業は過保護だとする記事を掲載した。

記事は、日本では果物や野菜が非常に高いと指摘。その理由として、「農協」という組織と関係があると分析した。農協は農家と政府の橋渡し的な役割を担っており、作付面積をより合理的にして規格化することで、過度の競争を防止しているが、こうすることで作物が売れない事態になることを防いでいる。また、肥料などを低価格で購入できるよう働きかけ、農家に利益が出るような値段で消費者に販売するようにしており、農家の利益のために働いているとした。

また、輸入農産物に対して高い関税がかけられていることも、農家にとっては保護になっているという。例えば小麦は210%、米は490%などの関税率で、農産物によっては990%の関税もあると紹介した。

さらに、日本では農家に対して手厚い補助金が出ている。農林水産省のホームページを見ると、農地の保護から土地改良など、さまざまな分野で470もの補助事業があると伝えた、

その上で記事は結論として、日本の農家は多くの補助金と関税という保護があるのでストレスは大きくないと主張。しかも、日本の農作物は質が高く、国産こそが高品質の象徴となっていることは中国とは真逆であると結んだ。

これに対し、中国のネットユーザーから「中国の農家は貧しすぎ」「少なくとも日本は自国の農家を保護している。でもわが国には涙しかない」など、中国の農家の現状を嘆く意見が多く寄せられた。

また、「日本は工業の利益を農業に回せる。でも中国は工業もダメだから農業に回しようがない」という意見や、「それでも日本人の目には中国人は金持ちだ。スプーンでスイカを丸ごと食べられるのだから」というユーザーもいたが、日本の農家をうらやむようなコメントが大勢を占めていた。(翻訳・編集/山中)