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手の平でコントロールって新感覚かも。



DJIから登場した小型ドローン『Spark』(DJIストア価格:税込6万5800円)。手の平サイズでジェスチャーによる操作ができるのがポイントとなるモデルです。2017年6月15日から順次発送開始予定となっていますが、それに先駆けて実機をお借りすることができたのでジェスチャー機能「PalmControl (パームコントロール)モード」を中心にちょっとだけ試用してみましたよ。

まずはおさらい的に『Spark』のスペックをチェックしてみます。本体サイズがW143×H55×D143mm(プロペラを含まない対角寸法は170mm)で、重量が300g。オプションで用意されているプロペラガート(DJIストア価格:税込2280円)を装着すると、本体の外周サイズはW266×H55×D266mmとなります。室内では必須オプションと言えそうですが、屋外で飛行させる際も装着しておいた方が安心でしょう。



▲プロペラガードを装着するとこのくらいのサイズに。それでもドローンとしては小さい部類ですかね?

プロペラが中心で折りたためるように設計されているため、持ち運びの際はもう少しコンパクトになります。ただ、プロペラアーム部に折りたたみ機構はなく、4隅が飛び出した格好に。同社の『MAVIC PRO』はアーム部が折りたためるので、『Spark』でも採用してほしかったところではあります。



▲とはいえ十分コンパクトに。折りたたみ式のプロペラってスゴイ気がする。

搭載するカメラは、有効画素数1200万画素の1/2.3インチCMOSセンサーと、35mm判換算で焦点距離25mm、F2.6の明るめなレンズの組み合わせ。さらに、2軸(ピッチとロール)メカニカルジンバルが採用されています。



▲カメラの上に見えるのが「3次元認識システム」。カメラの下にも「ビジョンポジショニング・システム」を備え、これらの組み合わせにより障害物を認識し、自動で衝突を防いでくれます。

本体の後部にはMicro USB端子とmicroSDカードスロットを装備。撮影した静止画・動画はmicroSDカードへ保存されます。USBはバッテリーの充電、microSDカード内の静止画・動画の管理に利用します。インターフェイスの下に位置するのが電源・バッテリー残量確認ボタン。1回押すとインジケーターでバッテリー残量の目安を教えてくれる仕組みになっています。ちなみにバッテリーは容量1480mAh。連続飛行可能時間が最大16分なので、予備としてもう1〜2個欲しいところ。オプションバッテリーの『インテリジェント・フライトバッテリー』はDJIストアで5880円(税込)です。



▲バッテリーの充電はMicro USB経由で行えます。複数のバッテリーを用意する場合は、3つまで同時に充電が可能なオプションの『バッテリー充電ハブセット』(DJIストア価格:税込8280円)も購入した方が良さそうです。

というわけでジェスチャー機能を使って『Spark』を飛ばしてみました。操作は非常に簡単で、アプリやコントローラーを使わずとも離陸から飛行、着陸まで行えちゃいます。まずは電源ボタンを2度押しして電源をオンに。その後電源ボタンを押して顔認識すれば、自動で手の平から離陸してくれます。飛行中は『Spark』に手の平を向けて手を動かせばコントロールが可能。ジェスチャーでシャッターを切るなどのアクションも行えます。着陸させたい場合は、機体の下に手をかざせば、手の平に降りてきてくれます。一連の飛行の様子は以下の動画をどうぞ。



実際に飛ばしてみたところ、機体が非常に安定している印象でした。撮影した映像が全然ぶれてない! また、カメラの画質も十分満足できるレベル。これならちょっとした記念撮影などでも活用できそうですね。ただし、ジェスチャー操作には少々練習が必要な気がします。実際、上の動画では、ちょっとシャッターのジェスチャーに失敗してますしね……。あとは、屋外ではさほど気にならないかもしれませんが、プロペラのサイズが小さいためか回転音は少々大きめかも。また、小型・軽量ではあるものの、航空法のドローン飛行制限対象となるので、飛ばす場所には注意が必要ですね。



▲ちょっと暗めの室内で撮影。レンズが明るめなせいか、なかなかきれいに撮れています。

もちろんですが、『Spark』はジェスチャーだけでなく、スマホのアプリや専用コントローラーを使って従来のドローンと同じように飛ばせます。スマホアプリでの操作時は距離100m、高さ50mの範囲で飛行させることが可能。専用コントローラーを使った場合は、最大2kmまで飛行可能距離が延長されます。

ジェスチャー及び、スマホアプリで操作するつもりであれば、とりあえず本体のみを購入してみるのもアリですが、予備バッテリーやプロペラガードなどのオプションがある程度必要になりそうです。また、専用コントローラーを使う予定がある場合は、本体と専用コントローラー、追加のバッテリーや予備プロペラ、プロペラガードなどがセットになった『Spark Fly Moreコンボ』(DJIストア価格:税込9万1800円)を選ぶと良さそうです。

文/こばやし☆なおき(編集部)

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