鋭いドリブルを何度も見せた原口。周囲とのコンビネーションも良好だった。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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[ロシアワールドカップ・アジア最終予選]日本 1-1 イラク/6月13日/PASスタジアム
 
 1-1のドローに終わったイラク戦で原口元気は、ここ最近、定位置となった左ウイングではなく、4-2-3-1のトップ下で先発した。代表では2015年6月のイラク戦(66分から出場)以来のポジションだ。それでも、序盤から持ち前の推進力のあるドリブルで攻撃をリードした原口は、8分には鋭いシュートを放ち、先制点につながるCKを奪った。
 
 ただ、本人は試合後、悔しさを露わにする。それは、自身の交代直後に失点したからだ。
 
「ああいう時間帯こそ、自分みたいな選手が、自分を過大評価しているわけではないですが、頑張り切れるようなプレーはできたと思っています。(ピッチから)出てしまったら助けられないので、そこはもどかしかった。別に批判しているわけではなく、(交代した倉田)秋くんは素晴らしい選手ですし、監督の判断も尊重しています。でも、自分が助けたかったという想いはありました」
 
 それでも、結果については「ネガティブに捉える必要はない。(次のオーストラリア戦に)必ず勝って(ワールドカップに)いけると思います」と、前を向く。
 
 イングランド・プレミアリーグに昇格したブライトンへの移籍が噂されるなど、去就が注目されるが、次回の8月31日のオーストラリア戦には、イラク戦の悔しさをぶつけてくれるはずだ。力強い“リベンジ劇”に期待したい。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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