TVアニメ「ピコ太郎のララバイラーラバイ」

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ピコ太郎が即興で挑む「台本なし」の“3分おとぎ話”でアニメ化。

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「ペンパイナッポーアッポーペン」(PPAP)で世界を席巻したシンガーソングライター・ピコ太郎が、TVアニメ「ピコ太郎のララバイラーラバイ」でアニメの世界に進出することが決定。6月14日(水)に作品ビジュアルが解禁となった。

TVアニメ化が決定した「ピコ太郎のララバイラーラバイ」は、企画・原案・音楽を古坂大魔王が担当。ピコ太郎がアニメ界の常識では考えられない、“台本なし”での物語創りに挑戦する。

本作は、「森の安藤」や「ダッピィズ」といった代表作を持つ谷口崇氏が監督を務め、「秘密結社 鷹の爪」などの多くのヒットキャラクターを生み出してきたDLEが制作する。

谷口氏の描き下ろした1枚のイラストからインスピレーションを得たピコ太郎が、収録時に即興で3分間の「おとぎ話」を作り上げるという、前代未聞の手法となる。「『マッチ売りの少女』や『赤ずきん』など、世界中で愛され続けるおとぎ話の主人公のもとにピコ太郎が訪れ…」というオリジナルの物語を、眠りに就く前のベッドタイムストーリーとして届ける。

声優キャストは、ピコ太郎のみ。おとぎ話の主人公をはじめとする全ての登場人物をピコ太郎1人で演じる。

合わせて解禁となった作品ビジュアルは、谷口氏による描き下ろし。アニメキャラクターの姿に化したピコ太郎が野原で横たわり眠りにつく、インパクト溢れるイラストに仕上がっている。ピコ太郎の鼻から浮き出す鼻ちょうちんの中には、シンデレラ、マッチ売りの少女など、おとぎ話の主人公達を見ることができる。

古坂大魔王は、「ピコ太郎のアニメ」に挑戦するにあたっての気持ちについて、「ピコ太郎をアニメにしたい…これはピコ太郎プロデュースの結構初期から思っていたことで…でも、通常のアニメではピコ太郎らしくない…更に、長くてもそう。その時に谷口さんとのコラボの話があって昔話の世界にピコ太郎を迷い込ませようと思いつきまして!」とコメント。「今回も革命だ!とか、凄いものを!とか全く思ってなくて…クダラナイモノにできた気がします」と明かしている。

ピコ太郎は、異例の「台本なし」の作品における即興でのストーリーのつくり方について、「古坂さんが、突然色んな事を言い出してくれるので、それに乗ってやらせてもらってるんですピコ」と語る。初声優は挑戦となるが、「声優は、スーパーの方は行ったことがあるのですが、初めての体験で、あまりの緊張から胸毛が二本生えましたぴ」とピコ太郎節を貫いている。

作品ビジュアルの解禁と同時に公式サイトやTwitterも公開され、今後は制作レポートが伝えられていくとのこと。今夏に国内TV放送、dTV他にて配信が開始され、世界でも展開予定。世界中を踊りの渦に巻き込んだ鬼才が、世界に向けてカオスな眠りをもたらすはず。【ウォーカープラス編集部/コタニ】