主人公・カネキの果て無き苦悩… (C)2017「東京喰種」製作委員会
(C)石田スイ/集英社

写真拡大

 石田スイ氏の人気コミックを実写映画化した「東京喰種 トーキョーグール」の特別予告が、このほど完成した。「RADWIMPS」野田洋次郎によるソロプロジェクト「illion」が初めて手がけた映画主題歌「BANKA」にのせ、主人公・カネキ(窪田正孝)が“人間”と“喰種”の間で葛藤する模様を収めている。

 人を喰らう怪人「喰種(グール)」の臓器を移植され“半喰種”になってしまった大学生カネキが、喰種を駆逐しようとする行政機関「CCG」とのし烈な戦いに、苦悩しながらも身を投じるさまを描く。映像ではそのほか、赫子(かぐね)と呼ばれる触手のような捕食器官を腰から伸ばすカネキや、「本物の喰種、初めて見た?」とつぶやくリゼ(蒼井優)、クインケを振りかざす亜門(鈴木伸之)、真戸(大泉洋)、「カネキ。君は人間と喰種、ふたつの世界に居場所を持てる、ただひとりの存在なんだよ」と説く芳村(村井國夫)の姿もとらえている。

 今作にインスパイアされ、書き下ろされた主題歌「BANKA」は、本映像で初お披露目。illionは「作品全体から、原作の石田先生やファンの方たちへのリスペクトがあふれていました」と述べたうえで、「『やり切る、届ける』という覚悟のような思いとともに主題歌提供のお話を頂き、自分もこの映画のスタッフ、キャストの皆さんの熱量に追いつきたいと思いながら、曲作りをしていきました。スクリーンの中でもがくすべての登場人物たちの未来に、わずかでも光がありますようにと願いながら」と込めた思いを明かしている。

 メガホンをとった萩原健太郎監督も、楽曲に対して「救いようのない現実が突きつけられ、絶望で胸が締め付けられました。それでも最後に訪れる微かな光に涙せずにはいられませんでした。映画『東京喰種』が持つ、“醜さと背中合わせの美しさ”をまさに凝縮した楽曲にしてくださった野田さんの才能に、驚がくしました」と脱帽している。なお「BANKA」は、7月21日から110の国と地域で配信される予定だ。

 「東京喰種 トーキョーグール」は、ほか清水富美加らが共演。7月29日から全国で公開される。