文大統領(左)とトランプ大統領(イメージ)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と米国のトランプ大統領が29、30の両日(米東部時間)にワシントンで首脳会談を行う。両国が14日、共同発表した。

 両国共に新政権が発足して間もないことに加え、初の首脳会談であることから、今回の会談では信頼関係を再確認し、首脳同士の信頼関係を確かめることに焦点を合わせる見通しだ。
 特に韓米同盟は韓国の外交・安全保障戦略の土台であるだけでなく、米国にとっても東アジアでの影響力を維持・強化するために欠かせない重要な軸であるため、両国は韓米同盟が堅固に維持されていることを確認することを最優先課題にするとみられる。
 北朝鮮のミサイル発射実験や核実験による威嚇など、朝鮮半島を巡る緊張が高まるなか、韓米同盟は重要性を増している。
 トランプ大統領も先月10日に行われた文大統領との電話会談で、韓国と米国の同盟関係は「偉大なもの」として韓米同盟の重要性を強調した。
 今回の会談は歴代の政権のうち、新政権が発足してから最も早期に開催される韓米首脳会談となる。
 文大統領は就任後51日で初の韓米首脳会談に臨む予定で、朴槿恵(パク・クネ)前大統領は71日、李明博(イ・ミョンバク)元大統領は55日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領は79日、金大中(キム・デジュン)元大統領は就任後100日を過ぎてから首脳会談に臨んだ。
 両首脳をはじめとする両国政府関係者は今後4〜5年間にわたりパートナーとして関わることを考慮し、両首脳の関係を強化することに集中するものとみられる。
 中国の習近平国家主席や日本の安倍晋三首相をトランプ大統領の別荘に招いたように、米国側は文大統領とトランプ大統領が友好を深めることができる日程を準備するとみられる。
 韓米同盟の再確認と首脳間の関係強化に続く議題として、北朝鮮核問題への共同対応が議論されることが予想される。
 北朝鮮の核廃棄と朝鮮半島の非核化では両国は一致しているため、大きい枠組みで合意を形成するのには問題がないものとみられる。
 ただ文政権は北朝鮮に対し、制裁と圧迫を強化する一方、離散家族再会など民間レベルの人道的な接触や対話などを並行する方針を示しており、同問題については深みのある対話が行われるとみられる。
 米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備や、在韓米軍駐留経費負担(思いやり予算)の交渉、韓米自由貿易協定(FTA)の再交渉問題などの敏感な問題については言及しない可能性が高いとみられている。
yugiri@yna.co.kr