川島永嗣(撮影:PICSPORT)

写真拡大

13日、イラクと対戦した日本代表は8分に大迫勇也のゴールで先制したものの、次第に運動量が落ちて防戦にまわり、73分、ついに同点に追いつかれてしまった。

ゴール前の混戦で何が起きたのか。

「(吉田)麻也は僕のボールだと思ってブロックに入っていたんですけど、僕は後ろから相手選手が来ているのがわかったので『クリア』と言ったんです。でも麻也はその相手が見えてなかったし、最後のところで、もったいない失点になってしまったと思います」

ではどうやれば防げた失点だったのだろうか。

「ちいさなところですが、そういうところをハッキリやるしかない。ああいう危ない場面を作られたときは、自分たちは、クリアでもいいし、プレーをハッキリさせるほうがいいと思います」

集中力はどうだったのか。選手は後手に回っていたことで余計に消耗していたように見えた。

「まぁでも、この暑い中で集中力が切れるのは当たり前で、自分としてはその切れたところでしっかりケアしたいと思っていたので、今日はそれが結果に繋がらなくて残念です」

そして少々厳しい質問をぶつけてみた。今回、これまで続けていたCBのコンビを変えた。そのことが連携ミスを生んだのではないか。

「いや、それはありません」と川島は即座に断言した。「今日は連携もうまくいっていたと思います。ただ、あの場面だけはどうするのかハッキリしなかったんです」

ともかく引き分けたことでワールドカップ出場に王手をかけた。

「自分たちは勝つことしか考えてなかったので、満足している選手はいないのですが、次の試合で結果を出せばワールドカップを決められるということで言えば、また前を向いてやっていければいいと思います」

最後は川島らしい、強気で前向きな言葉だった。

【日本蹴球合同会社/森雅史】