朝鮮中央通信は13日、北朝鮮外務省のホ・ヨンボク局長が最近、アフリカの赤道ギニアを訪問して政府要人らと会談したと報じた。訪問の日時は明らかにされていない。

赤道ギニアは北朝鮮の友好国のひとつであり、情報通信(IT)事業などビジネスの取引も多い。

赤道ギニアはアフリカ第3の産油国であり、油田開発の進んだ1990年代の後半から2ケタの経済成長を維持。わずか80万人足らずの人口に対し、GDPは143億ドル(約1兆7600億円=2014年推定)に達する。

同通信によれば、北朝鮮と赤道ギニアの外交当局は「今後、多岐にわたる代表団の往来を活性化し、農業、保健医療などの分野で協力を拡大、発展させることについて討議」したという。

同通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮外務省局長が赤道ギニアを訪問

【平壌6月13日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省のホ・ヨンボク局長一行が最近、赤道ギニアを訪問した。

訪問の期間、ホ局長は赤道ギニア外務・協力相代行である同省国務書記、農業・畜産・食糧相を表敬訪問し、保健・社会福祉省次官と外務・協力省アジア太平洋担当総局長にそれぞれ会って談話を交わした。

表敬訪問と談話でホ局長は、長い歴史と伝統を有している両国間の友好・協力関係を変わることなく拡大、発展させていこうとする共和国の立場を再確言し、国家経済発展5カ年戦略遂行のための闘いにおいて朝鮮人民が収めた成果について紹介し、国の自主権守護のための自衛的措置の正当性について説明した。

外務・協力相代行のドミンゴ・ミトゥイ・エドジャン・アドゥグ外務・協力省国務書記をはじめ赤道ギニアの高位人士は、すべての国が自分の自主権を守り抜く権利を持っているとし、諸大国のミサイル発射試験に対しては口をつぐんで朝鮮のミサイル試射に対してのみ問題視するのは不公正さの極みであると強調した。

また、朝鮮との友好・協力関係をより強固なものにするのは赤道ギニア大統領と政府の確固たる立場であると述べた。

訪問の期間、朝鮮外務省と赤道ギニア外務・協力省間の協力に関する了解文が締結され、今後、多岐にわたる代表団の往来を活性化し、農業、保健医療などの分野で協力を拡大、発展させることについて討議された。---