NASAとルンド大学工業デザインスクールが「火星への3年がかりの旅」で必要なものについて取り組んでいることを知った家具メーカー・IKEAが計画に加わり、宇宙船のような狭小空間での暮らしを体験するべくデザイナーがユタ州の砂漠に設けられた火星砂漠研究基地へと送り込まれました。

Inter IKEA Group | Newsroom : IKEA to learn from space journey to Mars

http://newsroom.inter.ikea.com/news/all/ikea-to-learn-from-space-journey-to-mars/s/bdc35645-5771-4e31-ba04-f63a2523af25



IKEA space journey has just started - Democratic Design Days

http://ikea.today/ddd/ikea-journey-space-just-started/

「火星砂漠研究基地」は宇宙でどういった経験ができるかということをシミュレートするための施設で、内部は宇宙船と同じような閉鎖空間になっています。実際に宇宙へ行く宇宙飛行士は、宇宙での生活に順応するために、施設で約3年間過ごします。

IKEAのデザイナーはさすがに3年間も籠もるわけにはいかないため、体験は3日間だとのことですが、屋内で過ごすにも関わらず、まるでキャンプでもしているかのような苦しい状態だったとのこと。しかし、「驚くほどクリエイティブな人々と共に過ごせることは素晴らしく、とても贅沢なものだった」とクリエイティブリーダーのMichael Nikolic氏は語っています。



IKEAのチームはこの経験を、空気や水が汚染されていて生活スペースは狭いという大都市での暮らしへも反映していきたいと考えているとのこと。

わずか3日間ながらよほど過酷な経験だったのか、Nikolic氏は「帰ってベッドに入るのがとても素敵に思えます」とコメントしていますが、今後、IKEAの家具がそのような感覚を引き出すものになれば何よりです。