Roffaは、およそ地上29キロメートルの成層圏内まで旅に出たテディベアだ。

▼帰ってきて祝杯を挙げる様子

1匹のテディベアが、どのようにして空の旅を成功させたのだろうか。

彼のTwitterから、その理由を探ってみよう。

子供たちが手伝ってくれた

Roffaを成層圏に送り出したのは、イギリスにあるキングス・ロチェスター・プレパラトリー・スクールの生徒たち。

8〜13歳までで、宇宙について学ぶ子供たちという。

彼らは宇宙カプセルを制作し、そこにRoffaを大胆に括り付けた。

▼宇宙カプセルの制作風景。子供たちが協力して組み立てている

▼オレンジの物は、無事に地上に帰還するためのパラシュート

そして宇宙カプセルをヘリウムで満たした風船に括り付け…

天候に恵まれた5月25日の午後2時15分(現地時間)、Roffaは勢いよく宇宙に向かって旅立った。

美しい映像を記録

「Cosmic Dust」(宇宙塵)と名付けられたこの計画。

Metroが伝えるところによると、Roffaは宇宙こそたどり着けなかったが、気圧で風船が破裂して地上に戻ってくるまでの4時間ほど、空の旅を楽しんだようだ。

旅の成果がこちらだ。

▼打ち上げ直後の動画

▼どんどん地上から離れていった

▼動画はこちらから(打ち上げは2分10秒あたりから)

Operation: Cosmic Dust - Launch Day from King’s Prep School on Vimeo.

近所のカップルが保護

地上に戻ったRoffaを保護したのは、庭で午後のひと時を楽しんでいたカップルだったという。

同日午後6時15分ごろ、空から降ってくるテディベアに気が付いた2人が彼を保護し、カプセルに書いてあった連絡先に知らせてくれた。

そのころ、生徒たちは最後に確認されたGPSの信号をたどって1.6キロメートルほど離れた地点にいたそうだ。

午後7時には、Roffaは生徒たちと再会し無事に帰還したことを喜び合った。

Roffaと生徒たちが果たした冒険は、イギリス国内だけではなく、ヨーロッパ各国やインドネシアなどのメディアでも取り上げられている。