米ナショナル・インタレスト誌は10日、「中国が米国空母を撃沈させる新たな手段を見いだした可能性がある」との記事を掲載した。資料写真。

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2017年6月12日、環球時報によると、米ナショナル・インタレスト誌は10日、「中国が米国空母を撃沈させる新たな手段を見いだした可能性がある」との記事を掲載した。

中国公式メディアはこのほど、太陽光エネルギーで飛行する大型無人機「彩虹−T4」が高度2万メートルの高高度の飛行に成功したと報じた。高度2万メートルの上空には雲がなく、飛行可能時間は大幅に増え、事実上ほぼ無限に飛行し続けられることになる。

国際政治学者で安全保障論が専門のP・W・シンガー氏は、彩虹−T4は高高度を飛行できることから、少ない移動距離で多くの地域をカバーできると指摘。同機はボーイング737よりも大きいという。

偵察や監視、通信で多大な効力を発揮するとみられるが、米国にとっては「空母キラー」になる可能性もある。中国の準中距離弾道ミサイル「東風−21(DF−21)」ばかりに注目が集まっているが、ミサイル以上に重要なのが攻撃目標のリアルタイム情報となる。

従来の監視システムを上回る性能を持ち、衛星よりも安価で運用が簡単な上、高高度を飛行することから攻撃されにくい。彩虹−T4の登場で米軍の中国への対応は複雑性がいっそう増すことになる。(翻訳・編集/岡田)