2017年5月17日にワシントンのホワイトハウスでの人身売買に関する意見交換会に出席した、トランプ大統領の娘で大統領補佐官のイヴァンカ・トランプ氏(OLIVIER DOULIERY / AFP / Getty Images)

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 トランプ大統領の娘で大統領補佐官のイヴァンカ・トランプ氏は最近、米FOXニュースの番組に出演し、現政権を取り巻く環境の「悪徳ぶり」や「狂暴さ」に驚いていると述べた。

 大統領同様、政治未経験のイヴァンカ氏は、12日のTV番組「フォックス・アンド・フレンズ」で、政権内の大統領派とアンチ勢力とで、毎日、アンチ勢力との攻防戦があり、いまだに弾劾の可能性を探る民主党と一部の共和党内の議員により、重要な議題が故意に停滞させらていると話した。

 イヴァンカ氏は、インフラ整備と雇用創出の政策において、「予想していなかったほど強い悪質な」妨害があると述べた。いっぽうで「(乗り越えるのは)簡単ではないけれど、父と、現政権は(ホワイトハウス内の姿勢が)改革されることを期待している」とした。

トランプ大統領の成果を強調

 大統領補佐官として、イヴァンカ氏は、求職者と雇用側のニーズを一致させるため、働き手の技能を向上させるための現政権の努力について語った。米国では600万の期待される雇用の創出があるとし、トランプ政権は「技術と雇用のギャップを埋めようとしている」と述べた。

 また、イヴァンカ氏は、トランプ大統領の最初の外遊であるサウジアラビア、イスラエル、トルコでの成果があったと主張。特に、トランプ大統領がエルサレムにあるユダヤ教最大の聖地「嘆きの壁」を訪問し、ユダヤ教の特徴である帽子をかぶり、黒い服を来て、壁に手を当てて祈りをささげたことについて、「米国大統領にとって初めての行為」と、イスラエルとの協力姿勢を強調したことを改めて訴えた。

 イヴァンカ氏は、ユダヤ教信者で大統領上級顧問のジャレッド・クシュナー氏と結婚したことでユダヤ教に改宗したと知られている。トランプ大統領のイスラエルでの象徴的な行動が、ユダヤ系勢力と結託しているとの「陰謀論」が米ニュースメディアでは報じられている。

 イヴァンカ氏は一連の噂を否定し、ニュースメディアの批判を無視して、政策実施と公約の達成を実現させようとしていると語った。

 ホワイトハウス内のいざこざに向かう中で、イヴァンカ氏は「最終的な焦点は、米国市民がなぜドナルド・トランプを大統領に選んだか、ということ」と付け加えた。

(翻訳編集・佐渡道世)