「こどもの嫌がる仕送り、送れます」――人間ドッグギフトサービスを提供するVOICEは6月13日、健康に特化した仕送りサービス「GIFTCO(ギフトコ)」をスタートした。

「お金のない就活生は健康診断料金をおねだりして」

「日本初、こどもの嫌がる仕送りサービス」と銘打つGIFTCOは親が歯医者や健康診断などの受診料を支払い、子どもが承諾をすれば決済が完了する、というサービスだ。健康面を後回しにしてしまいがちな一人暮らしする子どもに「健康に特化した商品」を贈ることができる。

同サービスでは「歯医者」や「健康診断」、「整骨院」だけでなく、就活生が入社時に必要となる「雇用時健康診断」にも対応。また、子どもから親に対して購入をお願いできる「おねだり購入」という機能もある。

雇用時健康診断には約1万円かかるが、就活が終わったばかりの学生はお金がない。同社は「内定の喜び報告とともに、親に健診代金をおねだりできる」としている。

しかし「こどもの嫌がる仕送りサービス」だけあって、贈っても受診しないのではないか、と心配する人もいるだろう。同サービスは受診を徹底するため、追加料金不要で子どもの自宅前までタクシーで迎えに来る機能もある。親元で暮らしていたとき以上に、至れり尽くせりなギフトかもしれない。

嫌がる仕送りは新しいコミュニケーションツールに

同社によると親元を離れた子どもを持つ親の半数は仕送り経験があるという。一人暮らしの大学生には平均して月8万6000円、年間103万円程度の仕送りを受けているという試算もある。しかし仕送りの大半は学費や家賃に消えてしまうため、親の約7割は息子・娘の食生活含めた「健康面」がいつも心配事のトップにあるようだ。

親にとって仕送りは、食生活を支えるということだけでなく"子どもとコミュニケーション"をとることも目的になっている。しかし「歯医者や体のケア、健診含め受診してほしいけど、言いづらい」と煙たがられるのではないか、という心理もある。

子どもからすれば、ことあるごとに「偏った食事ばかりしてるんじゃないの?」「健康に気を付けているの?」などと言われても、ありがたく思う反面、口うるさく感じてしまうこともあるだろう。だからこそ同社は「喜ばれる仕送りの合間に、お子様の健康をチェックできる、嫌がる仕送りを送ってあげてください」と提案している。