13日、参考消息網によると、韓国・化粧品業界では株価上昇が起きているが、下半期の景況について市場には慎重な見方が広がっている。写真は韓国・光化門。

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2017年6月13日、参考消息網によると、韓国・化粧品業界では株価上昇が起きているが、下半期の景況について市場には慎重な見方が広がっている。

記事は韓国メディアの報道を引用して伝えたもので、韓国の化粧品業界では昨年、在韓米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備計画を原因とする株価下落が起きたが、今年に入ってからは回復の兆しが見られ、最近は株価が急上昇。LG生活健康の株価は今月9日時点で18.8%上昇したという。

この主な原因として中韓関係の雪解けムードが挙げられているが、市場は今後の見通しについて慎重な姿勢を崩していない。業界は過去3年、大規模投資による販売網や人的体制の拡充で年30〜40%の売り上げの伸びを維持してきたが、昨年はTHAAD問題で売り上げが減少する一方、固定費を減らすことができないという状況に直面したからだ。LG生活健康は第3四半期の売り上げ増加率予測を前年同期比3.3%にとどまるかもしれないとしている。

ある専門家は下半期の化粧品業界の業績を左右するのは韓国を訪れる中国人観光客の人数と指摘する。販売量に対して大きな影響力を持つためで、今後の業績を判断する上での指標にもされているようだ。

THAAD配備が決定された昨年7月の訪韓中国人観光客は91万7519人だったが、その後は12月を除いて減り続け、今年4月は22万7811人となった。KB証券の関係者は「化粧品業界の業績は中国人観光客の人数の変化と似た形で推移する」とコメントしている。(翻訳・編集/野谷)