VR版『マリオカート』を先行体験。自分の手で甲羅を投げ、相手をクラッシュさせる楽しさ
VR版マリオカート「マリオカート アーケードグランプリ VR」を先行体験してきました。

すでにゲームセンターで体験できるアーケード版マリオカートをVR化した本作品。7月14日にオープンするアミューズメント施設「VR ZONE SHINJUKU」にてプレイできます。

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こちらがアトラクションの筐体です。VRシステムはHTC Viveを活用しています。最大4人で同時対戦が可能です。




こちらが運転台。ハンドルのほかアクセルとブレーキが備えられています。


両手には、手の動きをトラッキングするグローブを装着します。詳細は後述しますが、これがVR版マリオカートの肝。通常版に比べたゲーム性の違いとなります。

思わず「すごいっ」と声が出る没入感

ヘッドホンとゴーグルを装着し、準備が完了するといざレース開始です。なお開発中につきプレイ映像は撮影NG。オフィシャルの画像となることをご容赦ください。





レースが始まりました。思わず「すごいっ」と声がでるほどの没入感です。

あのマリオカートの世界が360°全天周で広がっています。上下左右前後、いろいろな方向を見回しても、ゲームの世界が広がっているんです。筆者はは運転席に乗ってハンドルを握っています。

アクセルを踏むとカートが進みます。運転台は4DX映画のように振動し、ゲームに臨場感を与えてくれます。ハンドルを回してカートを制御する感じはかなり自然。本当にその場でカートを運転しているようで、没入感が半端ありません。


自分の手で甲羅を投げ、相手をクラッシュさせる楽しさ

そしてVR版の最大の肝、それがアイテムの扱いです。アイテムを自分の手で掴んで、それを相手に向かって思いっきり投げることができるんです。

というのも、通常のマリオカートでは、アイテムをクルマごと体当たりして入手していました。一方のVR版では、腕に装着したモーションセンサーを活用。コース上の風船にぶらさがっているアイテムに向かって、自分の腕を伸ばすことで、アイテムを入手できます。


アイテムを掴んだら、それを相手に向かって投げます。例えば亀の甲羅なら、自分の腕を使って、相手のカートに向かって思いっきり投げるんです。

そうして投げた甲羅で、相手をクラッシュさせられた時の興奮はかなりのもの。単にVR化しただけでなく、自分の腕や手を思いっきり動かして1位を競う楽しさもあるわけです。

このVR版マリオカート、人に「ぜひっ」と勧めたくなる完成度でした。同ゲームは、7月14日に東京・新宿にオープンするアミューズメント施設「VR ZONE SHINJUKU」で体験可。同施設に立ち寄った際には、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。

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