ホウ・シャオシェン監督作など台湾から2作品=21世紀の映画ベスト25

ランキングを発表した映画評論家、A・O・スコット氏は「ヤンヤン〜」について、「見たというよりも、まるで主人公一家の隣人だったかのように、実際に体験したことのように思わせる映画の一つ」だと評価。
「百年恋歌」は、今年のアカデミー賞で作品賞に輝いた「ムーンライト」に部分的にひらめきを与えたとされる。同作のバリー・ジェンキンス監督はA・O・スコット氏に対し、同作の構造に影響を与えた唯一の作品が「百年恋歌」だと言及。2005年にテルユライド映画祭で初めて鑑賞した際、素晴らしいと思ったという。
1位はゼア・ウィル・ビー・ブラッド。日本からは「千と千尋の神隠し」が2位に名を連ねた。
(編集:名切千絵)
