ビートたけし、教訓にしているのは「ポール牧さんの言葉」

タレントのビートたけし（70）が13日、都内で行われた『アンファー30周年 企業発表会』に出席した。

たけしは、その会場で発表された新CMで、数多くの"転び芸"を披露していることから、コメディアンとして"笑いに徹する"考え方を明らかにした。

「今でも、自分の教訓にしている言葉があります」と真面目な表情で語り出した、たけし。

「お亡くなりになったポール牧さんという面白い方がいまして、この人のことは、半分尊敬している。本当に半分だけですよ」と何故か、意味深に繰り返した。

「その人は『コメディアンは転べなくなったら終わりだよ』って、素晴らしいことを言っていた」

「そう教えてもらったとき、ポール牧さんはいいお年をされていたけど、いつも、スッテン、スッテン転んでいましたからね」

「牧さんは『コメディアンは、体を痛めつけても、笑いを取るもんだ』とも言われていて、凄いなと思いました」

「小さいにときは『笑われる男にはなるな』って、良く聞いた。将来は学者になりたいと思っていたはずなのに…、学生運動のときに暇になって…、浅草のほうに行ったら…、いつのまにか、人から笑われる男になっていた」と自ら歩んできた道を不思議がっていた。

たけしは、明日・14日から放送の予防医学アンファー 新TVCM「歩く」篇、「転ぶ」篇に登場。伝えたいメッセージとして「ミライを変えろ。」と訴えている。

▼ アンファー新TVCM「転ぶ」篇(30秒)