様々な作品を多くの人に見てもらうためにある街中のギャラリー。作品にとって舞台とも言える美しい空間を作り出してくれる、個性的で素敵なギャラリーを紹介する。

写真家の“揺らぎ”を見つめるギャラリー

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───本の街神保町と学生の街水道橋のちょうど中間に位置し、大通りから1本入った静かなビルの間にあるのが、「GALLERY mestalla」だ。

母体は通信機器の設備会社。ギャラリーは事務所の一角にあるという。何故、通信機器の会社がギャラリーを運営しているのか。スタッフの外久保恵子氏に話を聞いた。

「オーナーの知り合いに写真や美術に携わっている人が多かったんです。私が元々写真をやっていたこともあって、『ギャラリーをやろう』ということになりました」。

───展示は企画展とレンタルが半々。絵画や彫刻なども展示を行なうが、基本は写真中心だ。レンタルの申込みから、定期的に企画展を開催するようになった写真作家もいるという。

「どちらかというと、静かな写真が多いですね。メッセージ性が強い作品よりも、どこか迷っている姿が見える作品が面白い。悩んだり迷ったり揺れながら、それでも写真を続けていく、という姿勢に惹かれます」。

───誰でもスマホで写真が撮れる現在。10代20代の若者が、プリントした写真作品を見にギャラリーまで足を運ぶことは極端に少なくなった。写真展をやりたいという人の年齢も、どんどん上がってきている。

「写真を志す人への支援制度があれば、と考えることがあります。私たち末端ができることには限界がある。それでも、何か手伝えることができればいいなと思っています」。

特長・利用方法

ギャラリーの特長:企画展、レンタル併用のアートギャラリー
展示作品のジャンル:写真を中心に映像・絵画・版画・彫刻など美術一般
スペース:床面積=約62m² 天井高=2m63cm
料金:【レンタルの場合】一般 12日間…¥180,000 6日間…¥130,000
学生 12日間…¥150,000 6日間…¥100,000
(すべて消費税別)
会期:【レンタルの場合】12日間・6日間
【企画展の場合】18日間
プリント販売:
DM・リリース配信:
客層:30代〜40代を中心とした写真に興味の有る人

GALLERY mestalla
住所:千代田区西神田2-3-5 千栄ビル1F
最寄り駅:東京メトロ半蔵門線・都営新宿線神保町駅より徒歩5分 JR水道橋駅より徒歩7分
TEL:03-6666-5500
開廊時間:13:00〜19:00
休廊日:日曜日
URL: www.gallerymestalla.co.jp/


※この記事はコマーシャル・フォト2017年5月号から転載しています。