12日、オープンから10日で飛び降り自殺が起こってしまったソウル駅前の高架公園「ソウル路7017」で、今度は手すりの一部が破損しているのが見つかった。資料写真。

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2017年6月12日、オープンから10日で飛び降り自殺が起こってしまったソウル駅前の高架公園「ソウル路7017」で、今度は手すりの一部が破損しているのが見つかった。韓国・テレビ朝鮮が伝えた。

「ソウル路7017」は、老朽化していた旧ソウル駅高架道路を歩行者専用路として再生した新名所。5月20日のオープン以来、週末を中心に大勢の観光客が訪れていた。ソウル駅や下の車道を見下ろす高架の手すりは、眺めを楽しめるよう透明な強化ガラス板でできているが、6月12日、この強化ガラスが割れていると通報が入ったという。

公園を管理するソウル市はこれについて「強化ガラスが二重になっているため安全に問題はない」としているが、割れたガラス付近の通行を禁止する措置を取った。警察や公園の警備員らによれば、ガラスは第三者が故意に破壊したものではなく、自然に割れたという可能性が高いとみているという。強化ガラスは、熱処理の過程で細かな不純物が混入すると自然に割れてしまうことがあるそうだ。

公園では先月30日、外国人男性が手すりを越えて飛び降りる事故も発生していただけに、市民からは「事故が頻繁に発生しているので、管理部署はもう少し気を使って点検してほしい」といった声が上がっている。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「あのセメントの塊の整備に血税200億ウォン(約19億5000万円)かかったことを思うと、怒りがこみ上げてくる」「外部からの衝撃なしに割れたってことは不良品。施工会社と担当の公務員を調査しろ」「実績づくりの行政が何なのか、よく見せてくれている例」とソウル市に対する非難の声が相次いで寄せられている。

また、今後の対策として「同じ現象が起こらないよう、今からでも透明の安全フィルムを張るべき」と処置を求める声のほか、「これは始まりにすぎない。そもそもあの道は寿命がきていて、車両通行を禁止し、撤去や補強が必要だったもの。その上っ面をきれいにしただけだから…」とそもそもの問題点を指摘する声もあった。(翻訳・編集/松村)