お酒をよく飲む人は何かしら身体に不調をきたしているイメージがありますよね。事実、お酒好きの人には糖尿病や脂肪肝、肝硬変を患っている人が多く見られます。こういった経緯からお酒は体に悪いものだといつも摂り沙汰されがちではありますが、適切な飲酒量というものを守れば、様々な健康効果が期待できることもあるのです。そんなお酒から得られる意外な健康効果などのメリットについて紹介したいと思います。

意外? ビールの便通改善

男性がよく飲んでいるイメージのあるビールではありますが、適量のビールには便通を改善させる働きがあることがわかっています。というのもビール酵母の食物繊維には、腸の善玉菌を増加させる整腸作用が期待できるからです。よくビールを飲みすぎてお腹を下している人がいますが、これはビールの持つ整腸作用が現れている証なのかもしれません。もちろん飲みすぎてはダメで、適量のビールが便通改善の効果が期待できるということです。

日本酒で動脈硬化防止

お酒の中でも、日本酒には発酵成分の力による毛細血管の拡張、コレステロール値低下といった働きが特に期待できることがわかっています。これにより動脈硬化や心筋梗塞、狭心症といった疾患の防止に繋がるとされています。もちろん適量の日本酒を飲んだ場合に限ります。ちなみにワインも豊富なポリフェノールの抗酸化作用により動脈硬化を防止する働きがあるようです。

高齢者の認知機能低下を抑制

お酒を飲む高齢者と飲まない高齢者を比較した際、お酒を飲む高齢者は飲まない高齢者に対して、認知症の発症リスクが20%〜40%も低下することがわかっています。確かにお酒を嗜むご老人の方ほど元気でおしゃべりなイメージがありますよね。

お酒が死亡リスクを低減

ハーバード大学でお酒を飲む人・飲まない人を含めた総勢21,537人を対象にその後の経過を観察する実験が行われています。その結果によると、一週間に2〜6杯といった適量のお酒を嗜む人は、お酒を飲まない人と比べて、急死リスクが低減していたことがわかったそうです。逆に適量を超えた量のお酒を飲んでいた方は死亡リスクが上昇したそうなので、あくまで適量のお酒が死亡リスクを低減させるということです。

このように見ると、意外とお酒は健康に良いものでもあるのだなと感じられますね。恐らくお酒で健康を害した事象ばかりが摂り沙汰され、お酒で健康になれたという事象があまり取り沙汰されていないのが、お酒は悪いものとイメージされる所以となっているのではないでしょうか。飲みすぎた場合の悪影響は大きいものではありますが、適量のお酒から得られる恩恵も大きいのです。


writer:サプリ編集部