ちょっと動けばすぐに汗ばんでしまう陽気となりました。湿気でジトジト、服が肌にまとわり付き、気をつけていないと汗による肌トラブルが起きやすい時期です。夏は特に大人でもあせもができやすくなります。

あせもは汗腺がつまることが原因

私たちの体には、一定の体温を保とうとする機能があります。気温が高くなると、皮膚から汗がでてきます。それは汗は皮膚から蒸発する時に、熱を奪っていき体温を下げてくれるからです。汗は汗腺から分泌されますが、夏の大量の汗は汗腺をつまらせやすく、肌トラブルが起こりやすくなります。汗腺がつまると、皮膚の外に排出されない汗は、皮膚の内側にじみ出てしまい、炎症を起こしてしまいます。これがあせもです。

赤いあせもは掻きむしってはダメ

あせもには白いあせもと赤いあせもの2種類があります。白いあせもとは、皮膚の浅いところに溜まった汗が、水ぶくれとなったもので、白い小さなプツプツができます。かゆみや痛みはなく、清潔な状態にしておけば2〜3日で自然に治ります。それに対し赤いあせもは、皮膚の深いところまで溜まった汗で炎症が起きたものです。かゆみや痛みを伴います。

赤いあせもができたときに注意したいのは、かゆくても絶対に掻きむしらないことです。掻きむしってしまうと、荒れて細菌が入りやすくなり、とびひとなることもあります。重症化すると治るまでに時間がかかってしまうので、あせもが気になる場合は早めに皮膚科を受診しましょう。

あせもは出来る前に予防を!

夏にできるあせもは、ひっきりなしに吹き出る汗で、治りにくくなりがちです。だからあせもはできる前に、予防しておくのが一番でしょう。そのためには、汗をかいたら放置しておかず、清潔なハンカチやタオルなどで早めに拭き取るようにしましょう。ウエットティッシュは汗を拭き取るのに快適ですが、アルコール分が含まれていないものを使用するようにしましょう。またできれば汗で汚れた服は、こまめに変えるようにしましょう。それから普段から汗をかきすぎないように工夫することも大切です。冷房を活用する、そして服の素材に綿や麻などを選ぶと、通気性および汗の吸収性が良くなり、不快なムレを軽減することができるでしょう。

体質であせもになりやすい人も居ます。肌が弱い人、また乾燥肌であってもあせもになりやすくなります。肌が乾燥していると肌を守る機能が低下するので、汗腺がつまるなどの肌トラブルを起こしやすくなるのです。湿気の多い夏だから、肌は乾燥しないと思うのは間違いです。夏でもお風呂上がりには保湿をしておくようにしましょう。


writer:Akina