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バンダイナムコエンターテインメントは13日、"超現実エンターテインメントEXPO"をうたう、VR技術を活用したエンターテインメント施設「VR ZONE SHINJUKU」の事業説明を実施した。

「VR ZONE SHINJUKU」は、2016年4月に東京・お台場でオープンしたVRエンターテインメント施設「VR ZONE Project i Can」で得た知見をもとに展開する商業施設。東京都・新宿区のTOKYU MILANO跡地に、2017年7月14日から2019年3月末まで、約21カ月の期間限定でオープンする。

施設規模は1,100坪(約3,500平方メートル)。中には16種類のアクティビティに加え、飲食スペースも設ける。外装や内装はプロジェクションマッピングを使い装飾。施設の外壁にはパックマンが登場し、内部では照明とプロジェクションマッピングを使い、壁面に触れることで、投影された光が動いたり、時間や季節によって映像が変化する演出も取り入れた。

この「VR ZONE SHINJUKU」を旗艦店と位置付け、国内外へのVRエンターテインメント施設の展開も発表された。旗艦店以外の施設は、面積30〜70坪ほどの小型スペース施設「VR ZONE Portal」という名称で、20店舗以上まで拡大していく。6月13日現在、海外では2017年夏にイギリスのロンドンでの、国内では2017年秋に神戸での開設が協議されているという。

○今度は"皆で遊べる"VRアクティビティ!

「VR ZONE Project i Can」を手掛けた、同社プロジェクトチーム「Project i Can」の"コヤ所長"こと小山順一郎氏、"タミヤ室長"こと田宮幸春氏は、施設のコンセプトを「みんなで取り乱せ」とアピールした。

「VR ZONE Project i Can」では、"VRを広める"ことを目的に、個人が楽しめるVRアクティビティをメインに展開していたが、今回の「VR ZONE SHINJUKU」は、普及から一歩進み"VRが好きな人"向けに、多人数プレイが楽しめるVRアクティビティを多く用意した。通信機能を取り入れ、タイトルにもよるが、最大で8人の同時プレイが可能となっている。

用意するアクティビティは16種類。新世紀エヴァンゲリオンの世界観の中で使徒と戦う「エヴァンゲリオン VR The 魂の座」や、VR向けに手を使う動きを取り入れた「マリオカート アーケード グランプリ VR」、かめはめ波を全身で再現する「ドラゴンボール VR 秘伝かめはめ波」など、注目度の高い作品、キャラクターを使ったVRアクティビティのほか、大自然の中で飛行するスリルと爽快感を体験する「極限度胸試し ハネチャリ」、恐竜がいるジャングルから脱出する「恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル」といった、新規の独自VRアクティビティも用意される。

また、「極限度胸試し 高所恐怖SHOW」や「ホラー実体験室 脱出病棟Ω(オメガ)」など、「VR ZONE Project i Can」で評価の高かったVRアクティビティもラインナップされる。VRアクティビティは新鮮さを保つため、タイミングを見計らって随時入れ替えていくという。

2017年8月に稼働予定の「近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊 ARISE Stealth Hounds」は、VR体験における新しい試みのひとつ。"フィールドVRアクティビティ"として20m×12mの専用アリーナに、全身モーションキャプチャシステムを構築。攻殻機動隊シリーズの特徴である光学迷彩や、義体、電脳化を再現し、最大で4対4のプレイヤー対戦を予定している。このVRアクティビティでは、HTC Viveのほか、"背負えるPC"ことMSIのバックパックPC「VR One」を使用し、プレイヤーが実際に動きながら遊べるようになっている。

○入場は予約制、4種類を楽しめるチケットセットも

入場は予約制で、6月16日12時から予約受け付けが開始される。営業時間は10時〜22時(最終入場時間は21時)。年中無休。一度入ったら、滞在時間などの制限はなく、好きなだけ施設を楽しむことができる。

入場料は大人800円、こども(6〜12 歳)500円、5歳以下無料(VRアクティビティの利用は13歳以上から)。このほか、入場料と4種類のVRアクティビティ利用券がセットになった「1Day4チケットセット」を4,400円で用意する。

バンダイナムコエンターテインメント常務取締役の浅沼誠氏は、「お台場の『VR ZONE Project i Can』は非常に高い評価を得たと自負している。これを受け、『VR ZONE SHINJUKU』をオープンさせた」とコメント。VR領域へ注力していき、体験型インタフェースの開発、コンテンツ開発力、VRオペレーションの三位に加え、注目度の高いキャラクターを活用することで「今まで体験したくてもできなかった、夢のような体験を提供する唯一の施設」だと、施設の魅力を紹介した。