約半年ぶりに日本に帰還

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 地球外生命体の恐怖を描く「ライフ」で宇宙飛行士を演じた真田広之が6月12日、東京・新宿ピカデリーで行われたジャパンプレミアに参加した。

 真田に加え、ジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ、レベッカ・ファーガソンら人気スターが顔をそろえたSFホラー。火星で採取した地球外生命体の細胞を国際宇宙ステーション(ISS)内で極秘調査するために、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士たちが、次第に進化・成長し、高い頭脳を持つ生命体に命をおびやかされるさまを描く。真田は、チーム一のベテランでシステム・エンジニアのショウ・ムラカミに扮している。

 半年ぶりに日本に帰ってきたという真田は、会場に詰めかけたファンの視線を浴び「視線がぐさぐさきますね。うれしい痛みです」と笑顔満面。本作では「実際のISSをモデルに、ほぼ実寸大のものを作ったんです。ロンドンのスタジオをほぼ3つ使いましたね。ぜいたくこの上ない。グリーンスクリーンが一切なく、360度どこを見ても綿密に再現されていた」とスケール感がうかがえる撮影の舞台裏を明かす。無重量状態を再現するため「ハーネスを着込んだ役者をワイヤーでつるして、スタントチームが裏で操作し、また役者が自分で体重をコントロールした」とスタッフ・役者双方の陰ながらの努力があったと語った。

 「撮影が始まると降りられない。僕も最長4時間つられっぱなしだった」と振り返り「初日の僕の動きを見てから、(ダニエル・エスピノーサ)監督は『マエストロ』と呼んでくださるようになった。監督が、ジェイク(・ギレンホール)やライアン(・レイノルズ)に、僕の飛んだ映像を研究しろと言ってくれたらしい。僕がリハーサルをやって確認して、そのあと1人ずつ呼んで(宙づりの撮影を)やっていったんです」と「宇宙ものは4度目」という経験を生かし、撮影では他の役者を率いる役割を務めたそうだ。

 真田の代表作の1つ「リング」と関連付けて「(『リング』に登場する)貞子と地球外生命体、どっちが怖いか?」と質問が飛ぶと「そう来ましたか……」と苦笑い。「(貞子は)霊とはいえ、人間。出会うのも地に足のついた地球上。(地球外生命体は)何もわからず、地球から遠く離れたところで遭遇する。私の主観としては、『ライフ』の地球外生命体の方が怖いですね」と言葉を選びながら、真剣に答えていた。

 「ライフ」は、7月8日から全国公開。