『小池百合子写真集』があす14日(2017年6月)発売されるという。写真集の出版は、総理では小泉純一郎元首相の例があるが、都知事では初めて。

都議選を控え、豊洲移転か築地回帰か、もめるなか小池知事は都議選告示前に結論を出すという話も伝わっており、話題を繰り出すタイミングが実にうまい。

25年の政治家生活から130枚を厳選

写真集は、参院選比例区に日本新党から出馬し初当選した1992年から2017年までの政治家生活25年間がテーマ。写真家の鴨志田孝一が公私にわたり撮りためた写真1000枚の中から厳選した130枚を掲載したという。

なかには、「猛獣とか珍獣がいらっしゃると聞いて着てきた」という1992年の国会初登院した時のサファリルック姿や新進党時代の1995年にエジプト・カイロを訪れた時の写真もある。

出版した双葉社の渡辺拓滋編集部長は「アメリカのTIME誌で世界に最も影響力のある100人に選ばれたこともあり、今年がその節目となる政治家生活25周年ということで企画を出させていただいた」という。

値段は、小泉元首相の写真集1800円よりも220円高い2020円。東京五輪にちなんだらしい。

では、なぜ今、写真集か?

都議選の告示を2週間後の今月26日に控え、告示前に豊洲移転問題に決着をつけるという話も伝えられている。

この豊洲移転決着について堀尾正明(前TBS『Nスタ』キャスター)はこんな見方をする。「豊洲移転にストップをかけて10カ月。決められない都知事というレッテルよりも今、決めた方が良い。というのは都議選の争点の中で豊洲問題は必ずしも上にあるわけではない。争点になりにくいところを踏んで、決定できるイメージを植え付けた方が良いと思ったのではないか」。

都民ファースト代表におさまった小池知事にとっては25年の政治家生活のなかで今回の都議選は最大の勝負どころ。写真集の出版は戦いに勝つための話題作りの一つなのかも。