テヘランでのイラク戦に臨む日本代表。24年前の因縁の相手から勝利を掴み、本大会行きを手繰る寄せるか。写真:田中研治

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 今夜のワールドカップ・アジア最終予選、イラク対日本の一戦を前に、FIFA公式サイトがゲームプレビューの一環として、24年前の激闘を特集した。Agony of Doha。いわゆる「ドーハの悲劇」である。
 
 記事では「いまでも日本サッカーにおいて1993年10月28日の出来事は忘れられない記憶として刻まれている。インジュリータイムでの失点で、ブルーサムライたちのワールドカップへの物語は突如として終わりを告げた」とし、試合の位置づけやシチュエーションをはじめ、カタールのドーハで集中開催されたアメリカ・ワールドカップ最終予選を詳しくプレイバックした。
 
 そしてイラクの同点ヘッドが決まって2-2とされ、日本中が絶望の淵に立たされた瞬間を、「長く恋い焦がれたワールドカップ出場の悲願はまたしても葬り去られた。選手たちは悲嘆に暮れて立ち上がることができなかった」と表現。さらに、「目の前に確かにあって掴みかけていたワールドカップが、突然空中に消えてなくなった」(森保一氏)、「素晴らしい試合だった。イラクの選手たちには試合後、感謝の気持ちを伝えたよ」(ラモス瑠偉氏)というふたつのコメントを引用した。
 
 そしてこの“悲劇”が大きな原動力となり、4年後のワールドカップ初出場につながったと説明。ジョホールバル(マレーシア)での最終予選プレーオフ、イランとの大一番を3-2で制し、「ドーハの悪魔を見事に退治した」と書き綴っている。