日米の共同訓練に中国から懸念の声が聞かれている。資料写真。

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日米の共同訓練に中国から懸念の声が聞かれている。12日付で人民網が伝えた。

海上自衛隊は9日、3〜9日まで日本海から沖縄東方沖にかけて米国と共同訓練を行ったと明らかにし、日本からは護衛艦「ひゅうが」と「あしがら」、米国は空母「ロナルド・レーガン」が参加した。ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮や、南シナ海の進出を強める中国をけん制する狙いがあるとみられている。

日米の共同訓練に関して中国の軍事専門家・杜文龍(ドゥー・ウェンロン)氏は、「日米は朝鮮半島に対し軍事的な影響を与えたいと考えている。訓練の範囲が沖縄に及べば、中国の同海域での活動をけん制する狙いがあると思われ、(東シナ海、南シナ海、日本海などの)西太平洋での中国海軍・空軍の航行にも影響する」と指摘した。

さらに、今回の訓練では日本のF15戦闘機とE2C早期警戒機、米空母艦載機のEA18電子戦機が参加したが、これに関して杜氏は「EA18は総合的な作戦能力が最強の米国の電子戦機。無線信号を正確にとらえ妨害できる同機との共同訓練を行ったと日本側が明らかにしたことは、『日米がこれまでにないほど協力関係を強化している』ことや、『朝鮮半島で戦争が起きた場合、敵の偵察システムをたたける』という意思表示だろう」と述べた。(翻訳・編集/内山)