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宅配ボックスの進化がすごいことになってます。

ユカイ工学のホームロボット『BOCCO』(ボッコ)が、宅配ボックスの国内最大手・フルタイムシステムと提携。“荷物の到着をロボットが教えてくれる”サービスを2017年7月からスタートします。


ユカイ工学『BOCCO』(価格:税別2万9000円)

ネット接続により外部サービスとの連携が可能な『BOCCO』。次の日の予定や天気予報などを声で教えてくれたり、自宅にセンサーを設置することでドアや鍵の開閉の状況をスマホに通知したり、なかなか万能な“お知らせロボット”として活躍しています。


フルタイムシステム『フルタイムロッカーH 500シリーズ』

そして、宅配便の再配達にかかる負荷・コストの肥大化が問題になっている今日この頃。届け先不在時でも配達できる宅配ボックスに注目が集まっていますが、これらと『BOCCO』がネットでつながることになりました。

こちらの新サービスでは、フルタイムシステムの宅配ボックスに荷物が到着すると、自宅に置いた『BOCCO』が「荷物が届いたよ」と声でお知らせ。外出中の場合は家族のスマホに通知が届くという仕組みになっています。

声で知らせてくれるわかりやすさ。子供やお年寄りにもやさしい



宅配ボックスへの荷物の到着を『BOCCO』がお知らせするまでの流れを簡単に見てみましょう。



今回は、ネットワーク管理対応のマンション向け宅配ボックス『フルタイムロッカー』のサンプルで実際の動作を見せてもらいました。



配達員がロッカーに到着すると、まずはタッチパネルで荷物の預け入れの操作(届け先の部屋番号、業者名などの登録)を行います。



宅配ボックスのドアがオープン。ボックスの中にはセンサーがあり、荷物が入ったかどうかを感知しています。

着荷が完了すると、『フルタイムロッカー』から宅内の『BOCCO』へ通知を送信。実際に『BOCCO』が発話する様子はこんな感じになります。(YouTube:25秒)



荷物の到着お知らせはこれまでメールでも通知することができましたが、このように声で伝えてくれることの良さはいろいろあります。PCやスマホを使えない子供やお年寄りにもわかりやすいですよね。



その上で通知はスマホのアプリにも届くので、外出先にいてもお知らせが受け取れます。



なお、宅配ボックスから荷物を受け取る鍵には非接触キーを採用。タッチして使うキーの形は、カード型だったり、普段使う家の鍵と一体化したものだったり、このあたりは各マンションで自在にカスタマイズできるそうです。

こんな宅配ボックスがあるところに住んでみたい…最新機能いろいろ



『BOCCO』の新サービスとして対応することになったフルタイムシステムの宅配ボックス。最新の設備では、荷物の到着通知以外にも便利な要素が満載でした。



各マンション・住宅ごとに柔軟にカスタマイズできる『フルタイムロッカー』では、普通の宅配ボックスとして以外にも“居住者と業者をつなぐ”使い方がいっぱい。クリーニングする服のやりとり、宅配レンタカーやカーシェアリングの車のキーの貸し借り……そして画期的なのがレンタサイクル。



レンタサイクルの貸し出しを申し込んでドアを開けると、自転車の鍵以外に箱のようなものが入っています。



この箱の正体は、電動アシスト自転車のバッテリーでした。このロッカーがバッテリーの充電器にもなっていて、さらに貸し出しの際は“満充電に近いバッテリーの方のドアが開く”仕組みというから賢い!(効率いい!)



ロッカーの仕様によっては、食品も宅配ボックスで受け取れるようにできたり、活用方法はかなり広がっています。もう少しシンプルなものでは、郵便ポストと宅配ボックスの一体型モデルなどは省スペースということもあり導入のハードルが低そう。


食品の宅配受け取りができる、鮮度管理対応タイプの『フルタイムロッカー』。


郵便物のポストと宅配ボックスが一体化した『postaku』(ポスタク)。

宅配ボックスがこれだけ便利に進化していると、“こんな宅配ボックスがあるマンションに住んでみたい”という憧れすら抱いてしまいます。電動アシストのレンタサイクル付きはちょっと本気でうらやましいですよ!

取材・文/柳 雄大

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