香港紙サウスチャイナ・モーニングポストは10日、「中国の会社で『外国人レンタル』が大人気」と題する記事を掲載した。資料写真。

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香港紙サウスチャイナ・モーニングポストは10日、「中国の会社で『外国人レンタル』が大人気」と題する記事を掲載した。

米国人で25歳のKittyさんは、中国の会社で勤務する傍ら、面白いアルバイトをしている。アルバイト先は別の会社だが、その会社が接待をセッティングした際、Kittyさんもそれに参加する。頻度は週に1回だという。「アルバイト先の会社はほとんど知りませんが、この席でビジネスのことには一切触れないので問題ありません。とても楽しいですし、給料も1回1000元と高いです」と語る。「外国人レンタル」が流行している背景について、Kittyさんは「会社の国際性をアピールし、接待の場で“異国ムード”を演出したいから」と考えている。

中国では、西洋人を中心として外国人をレンタルすることは少なくない。西洋人をビジネスの成功とグローバル化の象徴と考える中国人が大勢いるからだ。西洋風の名前を持つ商品や西洋人をイメージキャラクターに起用した商品は、より優れていると思われやすい。このため、中国に滞在する外国人は、自分の国籍だけで生活をすることができるとも言われている。中国で働く外国人は、昨年90万人を超えたが、1980年代は1万人しかいなかった。現在はあちらこちらに外国人がいるにもかかわらず、十数年続いてきた歴史を持つ外国人レンタルは依然として人気があるのだ。

外国人レンタルについて、異なった意見を持つ人もいる。広州のある会社で働くホワイトカラーの女性は「こうしたやり方は全く意味がないです。会社のイメージを向上させることにはなりません」と断言する。上海在住の米国人ゲームデザイナーのMikeさんは、「外国人は皆、お金持ちで技術が進んでおり、教育水準が高いと考える中国人が多いが、それは誤解だ。必ずしもそうだとは限らない。客側の教育水準が高ければ高いほど、そうした真偽を見抜くことができるだろう」と述べた。中華文化復興研究院の李院長は、中国人が自国の文化に対して自信を持っていないことを反映したものだと考えている。同院長は関係各所が中華文化の価値や重要性をより宣伝していくべきだと指摘した。(提供/環球網・編集/インナ)