CL優勝のレアルと全仏最多10度優勝のナダル スペイン紙が特集「10の共通点」とは?

写真拡大

ナダルとレアルを称賛 「最後まで戦い抜き、彼らは生まれもっての勝者」

 男子テニスの全仏オープンでラファエル・ナダルが前人未到となる通算10度目の同大会を成し遂げ、地元のスペインは大いに沸いている。

 これに対してレアル・マドリードびいきで知られる「マルカ」紙は、こじつけ気味に「レアルと10の共通点」という特集を組んでいる。

「最後まで戦い抜き、彼らは生まれもっての勝者で、スペインとワールドスポーツにとって2つのレジェンドであり、お互いを称賛し、永遠につながりを持つラファエル・ナダルとレアル・マドリードだ」と称賛し、仰々しい書き出しで文章は始まっている。

 彼らの持つ共通点として「絶対に諦めない」「スペインの象徴である」など、よくよく考えると世界トップレベルとして、ごく当たり前のことが挙げられている。

 ただ前者で言えば、レアルが2014年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝の後半アディショナルタイムにDFセルヒオ・ラモスが同点弾を決めて延長戦の末に勝利したこと、ナダルが08年ウィンブルドンで宿敵ロジャー・フェデラー相手に4時間48分もの激闘を制したことなどを挙げている。

両者ともに「パリでの強さ」を発揮

 両者の間には「パリでの強さ」という奇遇な共通点もある。ナダルは初の4大大会制覇となった2006年の全仏を含め、前述したとおり計10回もローランギャロスで栄冠獲得を成し遂げている。その一方で、レアルも初めてチャンピオンズカップを制したのは1956年、パリのパルク・デ・フランスでのことだったという。また2000年のCL決勝でバレンシア相手に勝利した際も同じくパリのスタッド・ドゥ・サンドニだった。

 ナダルの全仏「デシマ(10度目の制覇)」とレアルのCL「デュオデシマ(12度目)」も、それぞれ男子テニスの四大大会、CLでの通算2ケタ優勝回数は初の快挙であることにも触れている。

 ナダルの叔父、アンヘル・ナダルはバルサに所属していた時期があることは有名だが、本人はクリスティアーノ・ロナウドが2015年にバロンドールを授賞した時に祝福のメッセージを送るなど、レアルファンとして知られている。それだけに同紙は、ナダルとレアルを“スペインの強さの象徴”として同時に誇りたかったのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images