独立から100周年!今も愛される家具や日用品など北欧フィンランドの暮らしを彩ったデザイン展

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「森と湖の国」と呼ばれる自然豊かなフィンランドは、2017年で独立から100年に。そこで100周年を記念して、世界中で愛されているフィンランド・デザインの歴史を紹介する展覧会を開催。独立以前の装飾芸術から現代まで、各時代を彩ってきたデザイナーの作品とともに紹介する。家具やテキスタイルなどアイテムも多彩なので、北欧デザインのファンなら見逃せない!

◆100年にわたる多彩なアイテムが約700点!フィンランド・デザインの全貌を紹介する展覧会

2017年9月9日(金)から10月22日(日)まで、府中市美術館ではフィンランド独立100周年記念「フィンランド・デザイン展」を開催する。

会場では、フィンランド・デザインの基礎を作ったデザイナーや世界で注目される現代のデザイナーなど、各時代のデザイナーと、「ARABIA(アラビア)」、「iitala(イッタラ)」、「Marimekko(マリメッコ)」など、フィンランドを代表する企業ブランドを紹介。約700点の作品によって、100年にわたるフィンランド・デザインの全貌が分かる展示に。



ポスター《自然保護団体》 エリック・ブルーン/1974年 作家蔵 (C) Erik Bruun

写真のポスターは、フィンランドのグラフィック界を代表する巨匠、エリック・ブルーンの作品。ユーモアたっぷりのイラストレーションや、身近な自然を題材にした動物の細密画など、フィンランドの人々にはおなじみのグラフィックアートがいっぱい。

◆愛され続ける国民的キャラクター「ムーミン」の原画や今なおモダンなテーブルウェアも

私たちにとってもなじみ深い、フィンランドの国民的なキャラクター「ムーミン」の生みの親であるトーベ・ヤンソンの書籍やスケッチも紹介される。美しい原画とともに、書籍のイラストや製品化されたマグカップを見ると、多才な彼女のアーティストとしての一面が分かるはず。



ムーミンマグカップ 2016 Summerとその原画と資料 トーベ・スロッテ/制作年不詳/アラビア 作家蔵 (C)Fiskars (C)ARABIA   Photo:Chikako Harada

また、機能的で美しいテーブルウェアを作り続けたデザイナー、カイ・フランクの作品は、陶器やガラス製品などで有名な「アラビア」や「イッタラ」といったブランドのプロダクトとして見ることができる。「いかに清潔に豊かに美しく暮らすか」を追求したデザインは、今も先進的で機能美にあふれて色あせない。



テーブルウェア《Kiltaシリーズ》 カイ・フランク/1953年/アラビア フィンランド・デザイン・ミュージアム蔵 (C)Designmuseo

◆楽しむことが人生の基本!これまでにない独自の道を歩んで実績を残した“異才”たち

独創的な作品で注目を浴びるデザイナーも多い。例えば写真のドレスは、フィンランドを代表する服飾デザイナーの一人であるヴォッコ・エスコリン-ヌルメスニミエの作品。

1930年生まれで今なお現役として活躍する彼女は、1950年代に「マリメッコ」に在籍し、マリメッコデザインのパイオニア的存在でもあったそう。シンプルで大胆なカッティングと素材の持ち味を生かしたデザインからは、楽しさと着心地の良さが伝わってくる。



ドレス ヴォッコ・エスコリン−ヌルメスニエミ/1964年 フィンランド・デザイン・ミュージアム蔵 (C) Designmuseo

◆歴史的な名作椅子に座れる体験コーナーやフィンランド・デザインが手に入る特設ショップでより身近に

会場では、フィンランド・デザインを代表する名作椅子に、実際に座れるスペースも用意されるとか。

写真は、国際的なデザイナーとして知られるエーロ・アールニオのデザインで、“20世紀の家具の歴史に残る名作”といわれる「Ball Chair(ボールチェア)」。

球体(ボール)を使った斬新なフォルムは、50年も前のデザインとは思えないほどモダン。さらに、この椅子は周囲の音を70%も遮断して、個の空間を作り出せるのもポイントというから、ぜひ実際に座ってみて体感したい。



椅子《Ball Chair》 エーロ・アールニオ/1963年 ナゼロ蔵 (C) Eero Aarnio

会期中は、雑貨や文具などの展覧会オリジナルグッズはもちろん、フィンランドのブランドの商品も多数販売されるそう。ブランド・デザインの歴史やデザイナーたちの作品を堪能した後は、暮らしやインテリアのアクセントに、心地よいフィンランドテイストを取り入れてみては?



TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京都府中市浅間町 1-3 (都立府中の森公園内)府中美術館
アクセス:京王線「府中駅」「東府中駅」北口より、ちゅうバス(多磨町行き)で「府中市美術館」下車すぐ 

会期:2017年9月9日(土)〜10月22日(日)
開館時間:10:00〜17:00
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)

観覧料:一般900円、
※10月8日(日)は無料観覧日

NAOKO YOSHIDA (はちどり)

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