東芝の半導体メモリ事業の買収を目指す、Foxconnとして知られる鴻海精密工業が主導する企業連合に、Appleの参加が確実だ、と鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)会長が明言しました。連合には、DellやKingstonが参画のほかAmazonやGoogle、Microsoft、Ciscoといった大手IT企業も参画に向けて協議中とのことです。

AppleのクックCEOと取締役会が買収への参画を承認

鴻海の郭会長は今月初め、東芝の半導体メモリ事業買収にあたりAppleやAmazonと連携する意向を語っていましたが、企業連合はさらに大規模なものになるようです。
 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)と取締役会が、鴻海主導の企業連合への参画を承認しているほか、4月には独自に買収交渉に乗り出すと見られていたGoogleなどのアメリカIT大手も相乗りする可能性があります。
 
各社の投資額は明かされていませんが、鴻海と子会社のシャープの合計で40%は超えない、とのことです。

買収に名乗りを上げたのは4陣営、決定は6月15日

郭会長は、鴻海を中心とする企業連合に中国資本の企業が入っていないため、技術流出を防ぐ意味で問題がなく、同連合の企業が東芝製半導体メモリの顧客側であることにも意味がある、と強調しています。
 
東芝は5月下旬に銀行団に対し、半導体メモリ事業売却について説明を行っています。説明によると、買収に名乗りを挙げているのは鴻海連合のほか、米Broadcom、韓国のSK hynix、米投資ファンドのKohlberg Kravis Roberts(KKR)の4陣営です。
 
売却先の決定は、6月15日に東芝の取締役会で決定されます。

 
 
Source:Reuters
(hato)