済州は処分内容に対して、AFCに具体的な説明を求めた。(C)SOCCER DIGEST

写真拡大

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド・オブ16、浦和レッズ対済州ユナイッドで起こった暴行事件および試合後の騒動に関して、6月9日にアジアサッカー連盟(AFC)が処罰の詳細を発表した。
 
 この処分内容と決定に至った経緯を不服とし、6月12日、済州側が公式な抗議文をAFCに提出したという。韓国の大手テレビ局『SBS』のスポーツサイトが報じている。
 
 取材に応じたのはクラブの要人(強化チーム長)であるイ・ドンナム氏で、「過去のACLでの事例に照らしてみると、我々に下された処罰は厳しいと言わざるをえない。抗議をするとともに、説明を求める文書をAFCに送付した」と明かした。
 
 気になるのは「説明」とした部分で、同氏は「処罰に至った明確な理由を10日以内に提示してもらいたい。その回答を待って、あらためて再審議してもらうよう働きかける。いずれにせよ、今後の対応は回答を受けてからだ」とした。
 
 複数の国内メディアが伝えたCAS(国際スポーツ仲裁裁判所)への提訴については、「それについて議論するのもAFCからの回答が届いてからだ。現時点では時期尚早だと思う」と答えている。
 
 AFCが発表した処罰の内容は次の通り。浦和の阿部勇樹に肘打ちを見舞った済州のペク・ドンギュに3か月の出場停止と1万5000ドル(約165万円)の罰金、試合後に浦和選手を殴打したとされるクォン・ハンジンには2試合の出場停止と1000ドル(約11万円)の罰金、そして、主審に手を上げるなど暴挙に出たチェ・ヨンヒョンには、6か月の出場停止と2万ドル(約220万円)の罰金が課された。
 
 また両クラブにも、済州に4万ドル(約440万円)、クラブスタッフが乱闘に加わったとの理由で、浦和にも2万ドル(約220万円)の罰金処分が下されている。