ホーリーバジルの香りが食欲をそそる「イロドリ」のガパオライス(1100円)

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エスニック料理の中でも、メジャーな存在でファンも多いタイ料理。彩り豊かでバリエーション豊富なメニューがそろうタイ料理店で、これだけ覚えておけば間違いなしの必食フード10選を紹介しよう。

【写真を見る】エビや野菜が入った「オールドタイランド」のゲーンキョワーン(1280円)

■ <1>ガパオライス(1100円)/イロドリ(北参道)

ガパオとは、アーユルヴェーダでも使われる薬用植物のホーリーバジルのこと。イタリアンバジルより刺激的な香りが特徴で、鶏肉とさっと炒めてご飯にのせたガパオライスは、タイ人のソウルフード的存在だ。

■ <2>ゲーンキョワーン(1280円)/オールドタイランド GEMS市ヶ谷店(市ヶ谷)

「ゲーンキョワーン」とはいわゆるグリーンカレーのことで、「タイカレー」とも呼ばれている。香辛料やパクチーなどのハーブをすりつぶしたペーストを炒め、ココナッツミルクやナンプラー、砂糖、肉やエビ、魚を加えて煮込んで作る。

■ <3>ガイヤーン(1382円)/バンコクナイト(渋谷)

[鶏(ガイ)を焼く(ヤーン)から「ガイヤーン」。肉は焼く前にそれぞれの店自慢の調合をしたタレで下味がしっかりと付けられ、炭火で仕上げるのがタイ本国の流儀。付け合わせには相性抜群のもち米が定番だ。

■ <4>トムヤムクン(1200円)/チェンマイ食堂 マイホーム(小岩)

「トムヤムクン」は言わずと知れた世界三大スープの一つ。レモングラス、コブミカンの葉、生姜の3種類をベースにしたスパイスが溶け出したスープに、エビの甘いダシが加わり絶妙な味わいを生み出す。辛党には欠かせない一品だ。

■ <5>ソムタム(1250円)/ブア・デ・タイ(新橋)

木臼のクロックに材料を入れ、サーク(すりこぎ)でたたきながら混ぜる、女性に人気の青パパイヤのサラダが「ソムタム」。辛さが引き立つ生の唐辛子やニンニク、ナンプラー、干しエビ、パームシュガーなどで味を付ける。

■ <6>カノムパンナークン(790円)/999(中野)

「カノムパンナークン」は酒のつまみにもぴったりな、タイ風エビトーストのこと。薄切り食パンの間にナンプラーなどで味付けしたエビのすり身を入れ、油で揚げた料理で、タイでは前菜として親しまれている。冷めてもおいしい。

■ <7>パッタイ(780円)/炭火焼アジアン酒場 アローイ兄弟(代々木)

タイビールのつまみにも最適な、米麺を使った焼きそばの一種が「パッタイ」。タイ料理を代表する炒め物で、モヤシやニラ、干しエビ、ピーナッツなどが代表的な具だ。辛くないのでタイ料理ビギナーにもおすすめしたい。

■ <8>ポーピアソット(690円)/999(中野)

「ポーピアソット」はタイ風生春巻のこと。茹でたエビ、ニラ、キュウリ、パクチーなどを、ライスペーパーで巻き、スイートチリソースをつけて食べる。ヘルシーな具材ゆえ女性にウケもいい。半透明な皮で具材が見えるのも特徴だ。

■ <9>マッサマンカレー(1200円)/チェンマイ食堂 マイホーム(小岩)

アメリカ情報サイト「CNN go」で「世界で最もおいしい50種類の食べ物」第1位に選ばれた一品。タイ南部の郷土料理で、具材は鶏肉やジャガイモなどが一般的。グリーンカレーよりもマイルドな味わいが特徴だ。

■ <10>プーパッポンカレー(1480円)/バンコクナイト(渋谷)

カニを使ったカレー味の卵炒めが「プーパッポンカレー」。仕上げに卵でとじているので、タイ料理の中では比較的まろやか。カニは殻付きで提供されることが多いが、丸ごと食べることができるソフトシェルクラブを使う店もある。【東京ウォーカー】