イギリスで最も有名な政治家のひとりであるあのウィンストン・チャーチルも足しげく通ったという、ロンドンにある世界最古のタバコ屋さん「James J. Fox」がどんなお店なのかわかるムービーをBarcroft TVが公開しています。

World’s Oldest Cigar Seller: STORE CRAZY - YouTube

「ここはロンドンにある私の大好きなお店のひとつだ」という言葉からムービーは始まります。



「James J. Fox」は世界最古のタバコ屋であり……



イギリスに残った数少ない「喫煙可能な公共の場」のひとつでもあります。



James J. Foxはロンドンの高級住宅地であるメイフェアにあるタバコ屋で、1947年からこの土地で商売を続けています。しかし、開業したのは1881年のダブリンが最初であり、その歴史は100年を超えています。



葉巻愛好家たちは、タバコの博物館のような見た目の店内を自由に歩き回ることができます。







このお店で長年働く店員のフィリップ・シャービントンさんは、「我々にはこの土地での長い歴史があります。チャーチルは初期の顧客のひとりであり、知っての通り、彼は64年間ずっとうちをごひいきにしてくださいました」と語ります。





「(チャーチルは)本当に注文の多いお客さまでした。この椅子はチャーチルが座っていたもので、少し傷んで見えますが、まだまだ使えます」



「世界中からたくさんの人々が(チャーチルの座った)椅子を見に来ます。皆が座りたそうにこの椅子を眺めていますね」



他にも店内にはチャーチルが愛用したライターや万年筆のようなものが展示されています。



「このハットはチャーチルがよくかぶってきたものです」と、感慨深げに帽子を見つめるシャービントンさん。



「ここにはチャーチルと関係のないものが並んでいます。誰のものかというと、オスカー・ワイルドです。彼も私どもの顧客であり、もちろん喫煙者でした」





続いてヒュミドールが保管されている部屋へ案内してくれたシャービントンさん



部屋の中には所狭しと葉巻が並んでいます。





「(この部屋の中には)130種類以上の異なるブランドやサイズの葉巻が並べられており、価格は20ポンド(約2800円)から70、80ポンド(約1万〜1万1000円)までさまざま。中には貴重な葉巻もあり、そういったものは何百ポンドという値段になります」



葉巻の品質を維持し続けることは非常に困難で、James J. Foxでは温度と湿度を完璧に保つことで、顧客の葉巻を大切に保管しているとのこと。



「ここではいろんな人に会えます。多くの映画スターもやってくるし、ロンドン警察の方々もやってきます。彼らは皆、ここにやってきて葉巻箱を購入していきます」





顧客のひとりであるフランシスさんは、「ここで働く人々は素晴らしいです。葉巻について博識であり、ユーモアのセンスもあるので、ここでの体験は素晴らしいものです」と語ります。



そんなJames J. Foxで長年働くシャービントンさんが、チャーチルが座ったという椅子の上で一服して映像は終わります。