A.T. カーニー調査「グローバル・シティ(The Global Cities)」

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 経営コンサルティング会社のA.T.カーニーは、2017年で7回目となる「グローバル都市」調査を実施し、5月31日に世界の都市のグローバル度ランキングを発表。ニューヨークがロンドンから首位を奪還した。

 グローバル・シティ(The Global Cities)は、2つの調査から構成されている。グローバル・シティ・インデックス(グローバル都市指標)調査は、2008年より開始し全世界128の都市を、「ビジネス活動」「人的資源」「情報流通」「文化的経験」「政治的関与」の5つの観点から27の評価基準をもとに総合的にランクづけしたもの。同調査の結果は、都市の国際度、パフォーマンス、発展水準を理解するうえで役立つとしている。上位の5都市は調査以来同じ顔ぶれだが、今回はニューヨークがロンドンから首位を奪還した。東京は5年連続4位。

 もうひとつの指標、グローバル・シティ・アウトルック(グローバル都市展望)調査は、都市の将来的な有望性を評価したもので、発表は今回で3回目。全世界128の都市を、「個人の幸福度」「経済」「イノベーション(革新性)」「ガバナンス(意志決定と行動)」の4つの観点にまたがる13の主要な評価基準の変動率をもとに、各都市の将来的有望性を評価している。

 調査の結果、サンフランシスコが3年連続首位に立った。一人あたりの特許取得数の多さと個人投資家やインキュベーター(起業支援事業者)の水準の高さが評価に繋がった。過去2年にわたり、パリは同調査での順位を上げ、サンフランシスコとニューヨークに迫るまでに至ったという。東京は、2016年の19位よりランクを下げ23位だった。

◆グローバル・シティ・インデックス(グローバル都市指標)調査

1位 ニューヨーク

2位 ロンドン

3位 パリ

4位 東京

5位 香港

6位 シンガポール

7位 シカゴ

8位 ロサンゼルス

9位 北京

10位 ワシントンDC

11位 ブリュッセル

12位 ソウル

13位 マドリッド

14位 ベルリン

15位 メルボルン

16位 トロント

17位 シドニー

18位 モスクワ

19位 上海

20位 ウィーン

21位 ボストン

22位 アムステルダム

23位 サンフランシスコ

24位 バルセロナ

25位 イスタンブール

◆グローバル・シティ・アウトルック(グローバル都市展望)調査

1位 サンフランシスコ

2位 ニューヨーク

3位 パリ

4位 ロンドン

5位 ボストン

6位 メルボルン

7位 ミュンヘン

8位 ヒューストン

9位 ストックホルム

10位 モスクワ

11位 シンガポール

12位 チューリッヒ

13位 シドニー

14位 ジュネーブ

15位 シカゴ

16位 アムステルダム

17位 アトランタ

18位 ベルリン

19位 ワシントンDC

20位 トロント

21位 コペンハーゲン

22位 デュッセルドルフ

23位 東京

24位 バンクーバー

25位 ロサンゼルス 《リセマム 田口さとみ》