「鈍感力」強化で職場ストレスを減らすための7つの行動

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私たちは自分に起きる全てのことを、「自分自身」のことだと捉えてしまう傾向がある。だが、それはうぬぼれというものだ。職場では、感情を持たずにいられることも必要だ。

「無感情」でいられかどうかは、私たち自身の資質に関わる問題だ。ただ、それでも「鈍感」であろうとすることは可能であり、そうなるために自分自身で努力をする必要がある。鈍感力は高いほど、職場で感じるストレスを減らすことができる。

まずはできるだけ、客観的に物事を見ることだ。私たちはしばしば難しいものにもなる職場の人間関係に、人生の大部分において対処していかなければならない。

評価を上げる「客観性」

管理職はフィードバックを前向きに捉え、それを基に成長できる部下たちを高く評価する。まずは厳しいことを言われても後ずさりしないため、自分自身に力を付けるために、次の7つのことを実行してみよう。あなたに対する評価を高め、あなたの発言力も高めてくれるはずだ。

1. 途中で遮ることなく、熱心な態度で上司の批判の言葉を聞くこと。

2. 防御的な反応を見せず、前向きな態度を維持すること。自分のアイデアが認められなくても気詰まりな思いは全くなく、変更は可能であるとの考えを明確に示すこと。

3. 常に落ち着いた態度を保ち、心の中で次のような言葉を繰り返すこと──「私には価値がある。こんなことで投げ出したりしない」

4. 上司のフィードバックを聞き終えたら、問題点を理解したことが伝わるような言葉で、上司の考え方を再確認すること。冷静な口調を維持しながら、同時にあなたが考えているその後の対応の仕方が適切であるかどうかも確認する。

5. フィードバックに感謝し、別の案を提出することを約束する。

6. 再提出はなるべく早くする。あなたには柔軟性があり、すぐにやり直しができることを上司に示す。

7. 再提出するファイルは、上司の指摘を受けて修正した部分が全てすぐに分かるようにしておく。

「鈍感力」は冷静さをもたらす

「鈍感力」を高めることで得られる最も良いことは、常に冷静でいられるようになることだ。「体感温度」が変わることで、どのような気候(批判)にも耐えられるようになる。やり直しを指示されてもそれをネガティブに受け止めるのではなく、新たな創造性を探り、考えを広げる機会を得たのだと受け取る必要がある。職場で最も歓迎されるのは、前向きな態度と変化に適応する能力だ。

これらを実現するためにも、新たなプロジェクトに着手する前には、以下の3つの点を確認しておこう。

1. 明確な意思の伝達: 方向性は明確になっているだろうか?上司の指示をあなたがどう理解したかを伝え、考え方が共有できていることを確認すること。

2. 期限の設定: 具体的な締め切りの日時を決めておくことは重要だが、明確にしないままミーティングを終わりにしてしまうことは多い。確認すること。

3. 自ら厳格に審査: 必要な点を全てカバーしているかどうか、目的を果たす内容になっているかどうか、上司に提出する前に自分で再確認する。

上司と部下の関係には、微妙なバランスを取ることが必要とされる。だが、上司が絶えずあなたを嘲笑する、あなたがどのような案を示そうと決して満足しない、といった様子が見えるなら、その上司とあなたの間には深刻な問題があるのかもしれない。常に自分で見極めていく必要がある。自分が置かれている立場は、いつでも明確にしておきたいはずだ。

また、建設的な批評を含め、仕事の内容について厳しく批判することと、言葉で虐待することは全く別のことだ。違いを認識し、常に自分自身が敬意をもって扱われていることを確認しておく必要がある。私たちの人生は、誰かの暴言に苦しみながら過ごしていられるほど長くはない。